鬼滅の刃:コミックス累計1億5000万部突破 最終巻発売から2カ月で3000万部増 衰えぬ勢い

「鬼滅の刃」の原画展「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」のティザービジュアル(C)吾峠呼世晴/集英社
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「鬼滅の刃」の原画展「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」のティザービジュアル(C)吾峠呼世晴/集英社

 「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんのマンガ「鬼滅の刃」の電子版を含むコミックスのシリーズ累計発行部数が、1億5000万部を突破したことが2月15日、分かった。2020年12月に発売された最終23巻の初版発行部数が約395万部を記録し、累計1億2000万部を突破しており、約2カ月で3000万部増の衰えぬ勢いを見せている。 

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 「鬼滅の刃」は、2020年5月に人気絶頂の中、約4年3カ月にわたる「週刊少年ジャンプ」の連載に幕を下ろした。2019年4~9月に放送されたテレビアニメが人気となり、コミックスの売り上げが急増。テレビアニメ開始時の2019年4月のシリーズ累計発行部数は約350万部で、約1年10カ月で約43倍と破竹の勢いで部数を伸ばしている。

 2019年10月4日に第17巻が発売された際の累計発行部数は1200万部以上、同年12月4日の第18巻の発売時は2500万部以上、2020年2月4日の第19巻の発売時は4000万部以上、5月13日の第20巻の発売時は6000万部以上、7月3日の発売時は第21巻で8000万部以上で、10月2日発売の第22巻で1億部を突破した。

 「鬼滅の刃」は、家族を鬼に殺された竈門炭治郎(かまど・たんじろう)が、鬼に変異した妹・禰豆子(ねずこ)を元に戻すために旅立つ……というストーリー。原作は、2016~20年に「週刊少年ジャンプ」で連載され、テレビアニメが2019年4~9月に放送された。

 劇場版アニメ「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(外崎春雄監督)が、2020年10月16日の公開から73日間で興行収入が324億円を突破。邦画、洋画を合わせた歴代興行収入ランキングで「千と千尋の神隠し」(2001年)の約316億8000万円を超えて、1位となったことも話題になっている。興行収入は、2月8日時点で371億円を突破し、さらに記録を伸ばしている。初の原画展「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」が、10月26日~12月12日に森アーツセンターギャラリー(東京都港区)で開催される。

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