俳優の山崎賢人さんが2月13日、東京都内で行われた主演映画「夏への扉 -キミのいる未来へ-」(三木孝浩監督)の完成報告会イベントに共演の清原果耶さんらと登場。主人公・高倉宗一郎を演じる山崎さんは、清原さん演じる璃子との時を超えた純愛が描かれる今作について「久々に、純愛でピュアな恋愛をやらせていただいて。やっているときもそうだったんですけど、完成した作品を見て、ちょっと恥ずかしかった(笑い)」と照れ笑い。「ピュアな恋愛ものは結構やってきたはずなのに、『恥ずかしい』という気持ちが(あった)。いい意味ですごく恥ずかしかったのが、久々の感覚だった」と明かした。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
山崎さんは演じた宗一郎と璃子の関係について「家族としての愛、恋人としての愛、友達としての愛、いろいろあると思うけど、どんな形でも愛がずっと続いていく、というのはすてきだな、と思いました」と思いを吐露。清原さんは「璃子も宗一郎も穢(けが)れがないというか、ただ純粋な思いに突き動かされている人間なので、やりがいがあって楽しかったです。『ピュアだな』と思いながら作品を見られました」と振り返っていた。
イベント終盤では、映画の内容にちなんで、それぞれの「あきらめない」ことを発表するトークもあり、山崎さんは「どんな状況でも、(撮影で)オッケーがでるまではあきらめない。自分が100%うまくできた、と思ってもオッケーにならないときにくじけそうになるんですけど、そこは総合芸術だと考えて、あきらめない、というのは信念を持ってやっています」と現場での思いを明かしていた。
映画は、1956年にアメリカで発表された、ロバート・A・ハインラインの名作タイムトラベル小説が原作。1995年の東京で、科学者の高倉宗一郎(山崎さん)は、信頼していた共同経営者と婚約者に裏切られ、冷凍睡眠させられてしまう。2025年の東京で目を覚ました宗一郎は、変えられた運命を取り戻すため、30年の時を超えてリベンジを誓う……というストーリー。近日公開予定。イベントには、藤木直人さん、三木監督も出席した。
※山崎賢人さんの「崎」は立つ崎(たつさき)
12月23日に発表された20~22日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、人間の細胞を擬人化したキャラクターが登場する清水茜さんの人気マンガを実写化した「はたらく細…
歌手の氷川きよしさんが開催したデビュー25周年コンサートツアーの劇場版「氷川きよし/KIYOSHI HIKAWA+KIINA.25th Anniversary Concert T…
中島健人さんがMCを務める映画情報番組「中島健人 映画の旅人」(WOWOW)の第6回が、1月12日午前0時からWOWOWプライムで放送される。それに先駆け、1月1日午前0時からW…
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(デイブ・デリック・ジュニア監督ほか)の大ヒット御礼舞台あいさつが12月23日、東京都内で開かれた。イベントでは…
東宝の2025年の配給作品ラインアップ発表会が12月23日、TOHOシネマズ 日比谷(東京都千代田区)で行われ、2024年の興業収入などが発表された。市川南取締役専務執行役員は、…