銀魂 THE FINAL:“最後”の舞台あいさつも「銀魂」は「不滅」「永遠」 声優陣の思い

「銀魂 THE FINAL」の“最後”の舞台あいさつの様子
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「銀魂 THE FINAL」の“最後”の舞台あいさつの様子

 空知英秋さんの人気マンガが原作のアニメ「銀魂」の完全新作で完結編となる劇場版「銀魂 THE FINAL」(宮脇千鶴監督)の“最後”の舞台あいさつが2月13日、新宿バルト9(東京都新宿区)で開催され、主人公・坂田銀時役の杉田智和さんら声優陣が登場した。同作は原作を含めて“終わる終わる詐欺”を繰り返してきたが、劇場版でアニメシリーズが「今度こそ本当に終わる」ことも話題になった。この日の舞台あいさつは“最後”にはなったが、杉田さんは「最後という言葉の意味が進化、変化している。某RPGに最後の鍵が出てくるんですけど、使っていくうちに当たり前になる。言葉の意味が変化、進化した瞬間です。『さよなら』の意味も進化、変化しています。その向こう側にいけるように」と思いを明かした。

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 近藤勲役の千葉進歩さんが「終わったとしても不滅」、沖田総悟役の鈴村健一さんが「『銀魂』は永遠なんだろうなと再確認しました。ずっと心に残りますし、皆さんの心に残る」、土方十四郎役の中井和哉さんが「終わりはするけど、作品そのものが消えるわけではない」とそれぞれが“最後”への思い、今後のさらなる展開への希望を語った。

 舞台あいさつには、志村新八役の阪口大助さん、神楽役の釘宮理恵さん、山崎退役の太田哲治さんも登壇した。

 「銀魂」は、天人(あまんと)と呼ばれる異星人に占領された江戸時代を舞台に、何でも屋を営む侍・坂田銀時らが難題を解決する姿を描いたSF時代劇コメディー。マンガは「週刊少年ジャンプ」(集英社)で2003年12月に連載をスタートした。「週刊少年ジャンプ」「ジャンプ GIGA」(同)で最終回を迎えられなかったことも話題になり、2019年6月に“三度目の正直”でついに完結となった。テレビアニメ化されたほか、小栗旬さん主演の実写映画もヒットした。2010年に劇場版アニメ「劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」、2013年に「劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」が公開。新作アニメは劇場版3作目となった。

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