アイドルグループ「乃木坂46」の樋口日奈さんが、4月3日から上演される舞台「フラガール-dance for smile-」で主演を務めることが分かった。炭鉱の町でフラガールを目指す女性たちを描き、第30回日本アカデミー賞で優秀作品賞を受賞した映画「フラガール」(2006年)の舞台化作品で、2019年に乃木坂46の元メンバーの井上小百合さん主演で初演された。樋口さんは今回、フラガールを志す主人公・谷川紀美子を演じる。
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舞台には、2019年版に引き続き、矢島舞美さん、有森也実さんが続投するほか、アイドルグループ「AKB48」の山内瑞葵さん、オーディション番組「ラストアイドル」(テレビ朝日系)から生まれたアイドルユニット「LaLuce(ラルーチェ)」の安田愛里さんが新たに出演する。矢島さんは、かつては都会のダンサーだったが、紀美子らにフラダンスを指導する平山まどか、有森さんは紀美子の母親の千代、山内さんは紀美子の親友の木村早苗、安田さんは、紀美子と一緒にフラガールを目指す女性をそれぞれ演じる。
物語の舞台は昭和40(1965)年、福島県いわき市。町おこしの新事業として「常磐ハワイアンセンター」を建設し、ハワイアンダンスのショーで町を盛り上げる計画が持ち上がる。いわき市に生まれ育った早苗(山内さん)は、紀美子(樋口さん)を誘ってダンサーに応募する。そんな中、ハワイアンセンターの企画部長は、ダンスの講師として、東京から平山まどか(矢島さん)を連れてくる。紀美子たちは、まどかの卓越したダンスの技術とその魅力に引き込まれていき、フラガールになることを決意する……というストーリー。
「フラガール-dance for smile-」は、4月3~12日にBunkamuraシアターコクーン(東京都渋谷区)で上演される。