フェイクマミー
第9話 ニセ母計画崩壊!?追い込まれた家族の決断
12月5日(金)放送分
狂言師の野村萬斎さん主演、三谷幸喜さん脚本のスペシャルドラマシリーズ第3作「土曜プレミアム『死との約束』」(フジテレビ系)が3月6日午後9時から放送される。原作はアガサ・クリスティーが1938年に発表した同名小説。55(昭和30)年の熊野古道を舞台に、富豪本堂家の女主人殺しの難事件解決に萬斎さん扮(ふん)する名探偵・勝呂武尊(すぐろ・たける)が挑む姿を描く。
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勝呂の“運命の女”で婦人代議士の上杉穂波は鈴木京香さん、勝呂の捜査に協力する医師の沙羅絹子は比嘉愛未さん、女夫人は松坂慶子さん、同家長男の礼一郎は山本耕史さん、次男の主水は市原隼人さん、長女の鏡子は堀田真由さん、次女の絢奈は原菜乃華さん、礼一郎の妻・凪子はシルビア・グラブさんが演じる。お笑いトリオ「我が家」の坪倉由幸さん、長野里美さん、阿南健治さんも出演する。
休暇で熊野古道を訪れた勝呂は、ホテルラウンジで医師の沙羅の姿を目にし、声を掛ける。沙羅は新聞で見たことのある勝呂とすぐに打ち解ける。そこに本堂家の面々がやって来て、女主人(松坂さん)はいきなりホテルのスタッフを怒鳴りつけた上、子供たちにあれこれと命令する。まるで一家の独裁者のようだった。
一家の税理士・十文字幸太(坪倉さん)によると、あるじの巨額遺産があるため、本堂家は日本中を旅しているのだという。
本宮大社を散策していた勝呂は、背後から旧知の婦人代議士・穂波、編集者の飛鳥ハナ(長野さん)に声を掛けられる。
2日後、勝呂、沙羅、穂波、飛鳥、そして本堂一家で古道散策バスツアーに出る。途中の自由時間に夫人が遺体となって発見される。地元警察署長・川張大作(阿南さん)に事件解決を要請され、捜査を始めた勝呂は、夫人の右腕に注射針の痕を見付けて……。
スペシャルドラマシリーズは、2015年に「オリエント急行殺人事件」、2018年に「黒井戸殺し」が放送された。「死との約束」は、1988年に俳優のピーター・ユスティノフさんが主演し、マイケル・ウィナー監督がメガホンをとって「死海殺人事件」のタイトルで映画化されたが、日本での映像化は初めて。
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