テレビ朝日:2021年4月期改編 ファミリー層に向け火曜と日曜強化 テーマは「さまざまなチャレンジの継続」

テレビ朝日社屋
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 テレビ朝日は3月12日、2021年4月期の改編説明会をオンラインで開催し、4月からの番組編成を発表。水曜午後11時台から火曜のゴールデン帯に進出する「家事ヤロウ!!!」や、30分から1時間に放送時間を拡大する日曜の「相葉マナブ」など、火曜と日曜について、ファミリー層を意識した改編を行った。

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 改編率は全日帯は8.3%、ゴールデン帯は26.2%、プライム帯は19.9%と、中程度の数字となった。

 テレビ朝日は、2021年4月期の改編のテーマは「さまざまなチャレンジの継続」。若手クリエーターによるテレビの枠だけにとらわれない企画を掲げ、昨年10月改編で新設された平日の深夜帯の大型バラエティーゾーン「バラバラ大作戦」からは、全14番組の中から視聴者投票で1位となった「ブイ子のバズっちゃいな!」(木曜深夜1時56分)が、水曜深夜0時15分に昇格。お笑いコンビ「かまいたち」の関東地区初の冠番組「かまいガチ」(月曜深夜2時16分)も木曜深夜0時15分に昇格したほか、声優の花澤香菜さんとお笑いコンビ「ハライチ」の岩井勇気さんがMCを務める「まんが未知」など六つの新番組がスタートする。

 若年層に向けて、お笑いコンビ「アンタッチャブル」と「サンドウィッチマン」による本格的なネタ番組「お笑い実力刃」(水曜午後11時15分)や、週末に声優とVRがテーマの番組「声優パーク建設計画VR部」(日曜午後11時15分)も新たに放送される。

 榊原誠志コンテンツ編成局総合編成部長は「『家事ヤロウ!!!』の枠移動は、コロナ禍で生活様式が変わる中、“おうち時間”を家族みんなで家事を楽しんでもらいたいという思いがあります。その後に続く『林修の今でしょ!講座』もご家族で楽しんでいただけるよう、より分かりやすくパワーアップします」とコメント。

 「この春で9年目に突入する『相葉マナブ』ですが、引き続き“ニッポンを元気に!!”を合言葉に、視聴者のお便りや投稿を積極的に取り入れて、ますますみんなで作る番組を目指していきたい。その後の『ナニコレ珍百景』『ポツンと一軒家』の流れにつなげたい」と話した。

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