King & Prince岩橋玄樹:3月31日でグループ脱退「デビューは人生最高の誇り」 メンバーとの「青春時代は思い出」 関係性振り返る

 人気グループ「King & Prince」の岩橋玄樹さんが、3月31日を持ってグループを脱退し、ジャニーズ事務所を退所する。岩橋さんは2018年5月23日にKing & PrinceとしてCDデビュー。同年11月からパニック障害のため活動を休養し、活動再開に向けて治療を続けてきた。しかし、休養期間に入って2年以上が経過し、メンバーやファンに対して「この先もこれ以上待たせてしまうことが、本当につらく感じてしまいました」と、今回の決断に至ったことを公式サイトのコメントで明かした。

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 岩橋さんは1996年12月17日生まれの24歳。2010年に事務所に入所し、2015年には後に共にデビューを果たすこととなる岸優太さん、平野紫耀さん、神宮寺勇太さん、永瀬廉さん、高橋海人さんとジャニーズJr.の期間限定ユニット「Mr.King vs Mr.Prince」を結成した。その後、平野さん、永瀬さん、高橋さんは「Mr.KING」、岸さん、岩橋さん、神宮寺さんは「Prince」として3人ずつに分かれて活動し、デビューの再集結まで切磋琢磨(せっさたくま)しながら高め合ってきた。

 岩橋さんは可愛らしいルックスに加え、喜怒哀楽が豊かな言動が愛らしく、メンバーも思わず甘やかしてしまうグループ内の“姫”的存在。岸さんとは“小競り合い”が多発する“兄妹”のような間柄。2人のちゃめっ気たっぷりな掛け合いはほほ笑ましく、バラエティーなどでも“名場面”を生んだ。“じぐいわ”の愛称で人気を誇る神宮寺さんとは、まるで“カレカノ”のような関係性。神宮寺さんには特に心を許し、頼りにして甘えている姿が印象的だった。

 関西ジャニーズJr.から上京してきた平野さんにとっては、上京して最初に仲良くなったJrで、“親友”としてプライベートも一緒に過ごしてきたほどの仲良しぶり。永瀬さんとは互いに謎が多い“未知数”コンビだが、クールな永瀬さんとスイートな岩橋さんが生み出す唯一無二の雰囲気で、グループに新たな風を吹かせていた。グループ最年少の高橋さんには、面倒見の良い“兄貴肌”な面を発揮。2人でいる場面ではいつもは可愛がられている岩橋さんが、可愛がる様子を見ることができた。

 Jr.時代から長い時間を一緒に過ごしてきたメンバーに向けて、岩橋さんは「いつも僕の居場所を守って、ずっと寄り添ってくれて、僕の決断を尊重してくれた、紫耀、廉、海人、岸くん、神宮寺には言い表せないくらいの感謝の思いでいっぱいです」とコメント。

 「中学生の頃からお互い切磋琢磨し、時にはけんかをして、時には泣き、笑い、本当に僕の青春時代をみんなと共に過ごせたことは、人生最高の思い出です。そしてKing & Princeのメンバーとして一緒にデビューできたことは、人生最高の誇りです。この先は、オスティアラ(King & Princeの男性ファンの名称)としてKing & Princeを応援し続けたいと思います。僕はずっとずっとメンバーのことが本当に大好きです」と伝えた。

 また、故・ジャニー喜多川さんに向けても「ここまで大きく成長させてくれて、僕の生きる意味を教えてくれた、ジャニーさんにもたくさん感謝しております」と思いを明かし、「ジャニーさんは僕にとって、お父さんのような存在でした。たくさん怒られ、たくさん褒めてくれ、最後の最後まで心配をしてくれていました。ジャニーさんの教えてくれたことは芸能界問わず、社会に出ても大切なことばかりです。そのことを胸に刻み、ジャニーさんが笑って、安心してもらえるような人生を歩んでいきたいと思っております」とつづった。

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