輪るピングドラム:10周年記念プロジェクト 劇場版「Re:cycle of the PENGUINDRUM」制作 幾原邦彦監督のオリジナルアニメ

「輪るピングドラム」のプリンセス・オブ・ザ・クリスタルの描き下ろしイラスト(C)イクニチャウダー/ピングループ(C)2021 イクニチャウダー/ピングローブユニオン
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「輪るピングドラム」のプリンセス・オブ・ザ・クリスタルの描き下ろしイラスト(C)イクニチャウダー/ピングループ(C)2021 イクニチャウダー/ピングローブユニオン

 「少女革命ウテナ」などで知られる幾原邦彦監督のオリジナルテレビアニメ「輪(まわ)るピングドラム」が、2011年7月の放送開始から10周年を迎えることを記念したプロジェクトが始動することが分かった。第1弾として、劇場版アニメ「Re:cycle of the PENGUINDRUM」が制作されることが発表された。テレビアニメ全24話を再構築し、完全新作パートも追加される。キャラクター原案の星野リリィさんが描き下ろしたプリンセス・オブ・ザ・クリスタルのイラストも公開され、特設サイトがオープンした。

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 幾原監督は「あれから、僕たちの世界はどうですか? 今も多くの方々から『輪るピングドラム』のことをお聞かせいただいています。いまだ、心の中にキャラクターたちが生きていてくれていることがうれしいです。ぜひ、この10周年も一緒に、同じ時代を――生存戦略しましょうか」とコメントを寄せている。

 10周年プロジェクトでは、クラウドファンディング企画も実施。専用サイト「うぶごえ」で4月8日にスタートする。

 「輪るピングドラム」は、2011年に放送された幾原監督のオリジナルアニメ。病気で余命わずかの妹を助けるため、2人の兄が「ピングドラムを探せ」という謎のメッセージを受けて奔走する。

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