名探偵コナン
#1146「汽笛の聞こえる古書店4」
12月21日(土)放送分
講談社ラノベ文庫(講談社)のライトノベルが原作のテレビアニメ「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」の第2期「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω」が、4月8日からTBS、BS-TBSで放送される。第2期には新キャラクターが続々と登場。その一人で、魔導機メイドの少女のロゼを演じるのが古賀葵さんだ。「第14回 声優アワード」の主演女優賞に選ばれるなど大活躍中の人気声優の古賀さんに、演じることで「たくさん初めての経験」があったというロゼへの思いを聞いた。
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「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」は、むらさきゆきやさん作、鶴崎貴大さんイラストのライトノベル。多人数接続型オンライン(MMO)RPGで魔王と呼ばれるほど圧倒的な強さを誇っていた坂本拓真が、魔王ディアヴロとして異世界に召喚され、ヒロインに翻弄(ほんろう)されつつも強敵に立ち向かう……というストーリー。第1期が2018年7~9月に放送された。
古賀さんが演じるロゼは、人のようにも見えるが自動人形。すさまじい強さも特徴だ。
「ストーリー性があって、バトルも格好いい、女の子が可愛らしいですね。たくさんのならではの魅力があります。ロゼは、魔導機メイドということで、淡々としているようで、ディアヴロさんと一緒にいる時は、女の子な一面を見せます。ギャップがあるんです。そこが面白いし、可愛いんですよね」
機械のようで人間らしさもある。バランスが難しそうだ。
「最初は、自動人形であることを重きに置こうとしたのですが、『機械っぽさよりも、可愛らしい面を出してください』というディレクションをいただきました。説明するせりふは淡々としっかり伝え、一方で女の子に嫉妬したり、ディアヴロさんにデレデレしたり、女の子らしいところも意識しています。話数を重ねるにつれ、ディアヴロさん以外の人との距離感が近くなるところも意識しました。ただ、どこまで心を許すのか?をしっかりくみ取らないといけません。ちょっとしたところから、ロゼの変化をくみ取っていこうとしました。対象によって温度差があり、気持ちの切り替えが激しいので、キャラクターとの距離感を考えました」
「異世界魔王」の魅力の一つにお色気シーンがある。古賀さんにとって挑戦となったという。
「初めてのお色気シーンだったので、挑戦でしたね。女の子っぽく演じるのが難しかったです。第1期を見て、なるほどなるほど……と勉強させていただきながら挑みました。楽しかったです」
激しいバトルシーンも挑戦だった。
「ゲームではあったのですが、アニメのバトルシーンは初めてでした。ロゼは強いので、声を張りたくなるのですが、がなってしまっては、ロゼらしさがなくなるので、バランスを意識しました。がならないで、強く見えるようにしないといけません。自分との戦いでもありました。ロゼには初めての経験をたくさんさせていただきました」
コロナ禍ということもあり、アフレコは最少人数で行われた。
「初共演の人が多く、ドキドキしていました。人見知りなので……。でも、第1期からご出演されているディアヴロ役の水中(雅章)さん、シェラ役の芹澤(優)さん、レム役の和氣(あず未)さんたちが、ようこそ!と受け入れていただけたので、安心感がありました」
古賀さんは2020年には「第14回 声優アワード」の主演女優賞に選ばれるなど大活躍中ではあるが「毎日が勉強です。『異世界魔王』もいろいろなタイプの女の子がたくさん出てくるので、皆さんの演技を見て勉強していました、一生勉強ですね」と貪欲に収録に挑んだ。
第2期の見どころを「グッとくるシーンもありますし、ストーリーをしっかり楽しんでほしいです。お色気シーンも! 盛りだくさんです。ロゼの格好いい活躍を見てください!」と語る古賀さん。数々の挑戦に注目したい。
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