人気キャラクターのすみっコぐらしの劇場版アニメ第2弾のタイトルが「映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」に決定し、今年11月に公開されることが分かった。「夏目友人帳」などの大森貴弘さんが監督を務め、「若おかみは小学生!」などの吉田玲子さんが脚本を担当することも発表された。前作に続き、ファンワークスが制作する。
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第2弾の舞台は、すみっコたちが暮らす町で、青い月の夜、いつもの町に不思議な魔法がかけられることになる。すみっコたちが部屋で眠る姿を描いたティザービジュアルも公開。「いつもの町、とくべつな夜。」というコピーが添えられている。
大森監督は「お話をいただいた時は、自分がこの作品の魅力を広げることができるだろうか、と緊張を覚えました。でも、いざ制作に入ってみれば、仕事場の机もすみっこ、住んでる家も壁沿いのすみっこ、生まれた家も角っこのすみっこだった私自身、すみっコならぬ『すみオヤジ』だったのです! 今は先輩すみっコたちに導かれて、鋭意制作に励んでおります」とコメントを寄せている。
吉田さんは「すみっコたちのことはアプリゲームや前作の映画で存じ上げておりましたので、今回の作品に参加できてうれしかったです。どのコたちもキュートなのは、外側と内側が作り込まれているからだと感じました。心に秘めた恥ずかしさも情けなさも哀(かな)しさも、それぞれを魅力的に見せる要素なのかも。心の片隅にある何かをいとおしく思える映画になるといいなと思っております」と話している。
劇場版第1弾「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」のまんきゅう監督は「『青い月夜のまほうのコ』どんな物語になるのでしょう……!? サブタイトルだけでわくわくしちゃいますね! 新しいチームによる、すみっコたちの新しい物語を、いちすみっコふぁんとして楽しみにしています!」と期待を寄せている。
「すみっコぐらし」は、たれぱんだやリラックマなどで知られるサンエックスが2012年から展開している人気キャラクター。劇場版第1弾は、2019年11月の公開からロングランヒットし、累計動員数が122万人を突破したことも話題となった。
監督:大森貴弘▽脚本:吉田玲子▽美術監督:日野香諸里▽アニメーション制作:ファンワークス
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