桜の塔:初回視聴率13.5%で好発進 玉木宏主演の警察内権力闘争ドラマ

連続ドラマ「桜の塔」第1話のワンシーン=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「桜の塔」第1話のワンシーン=テレビ朝日提供

 俳優の玉木宏さん主演の連続ドラマ「桜の塔」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の第1話が4月15日に放送され、平均視聴率(世帯)は13.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。2桁に乗せ、好スタートを切った。

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 「桜の塔」は、2019年に放送された「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系)や、特撮ドラマ「仮面ライダービルド」(テレビ朝日系)の武藤将吾さんが脚本を手がけるオリジナル作品で、警視総監を目指す警官たちによる権力闘争を描く。玉木さんは、幼少期の出来事が火種となり、権力を手に入れることを渇望する警視庁捜査共助課の理事官・上條漣を演じる。

 第1話では、都内の銀行で立てこもり強盗事件が発生。捜査1課主任・水樹爽(広末涼子さん)率いる「水樹班」は事件現場を包囲。現場からの連絡を受け、刑事部長・千堂大善(椎名桔平さん)は特殊急襲部隊「SAT」の出動を要請する。

 しかし、千堂と次期警視総監の座を争う、警備部長・権藤秀夫(吉田鋼太郎さん)と警務部長・吉永晴樹(光石研さん)が抱える思惑が絡み合い、「SAT」出動を決める交渉は決裂。そうこうしているうちに、覆面をかぶった犯人が人質の1人に発砲し、裏口から逃走してしまう……という展開だった。

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