薬屋のひとりごと
第36話 華瑞月
3月28日(金)放送分
岐阜県多治見市が舞台で、伝統工芸品・美濃焼がテーマのフリーコミックが原作のテレビアニメ&実写「やくならマグカップも(やくも)」。放送前に実施された声優オーディションで、2000人を超える応募の中から宮地晴さん、津村ねんどさんの2人が選ばれた。主人公・姫乃たちとは別の学校に通う陶芸部の女子生徒・ゆずなを演じる宮地さんは、声優事務所SHIROBACOに所属する新人声優で、本作が声優デビュー作となった。アフレコに参加して「初めてのことだらけでした」と語る宮地さんに、「やくも」への思いを聞いた。
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「やくも」は、2010年に多治見市の有志や企業が集まり、プロジェクトが始動。2012年から地元IT企業のプラネットがフリーコミックを発行している。母の故郷・多治見市に引っ越してきた豊川姫乃が、母が伝説の陶芸家であったことを知り、陶芸の世界に引き込まれていく……というストーリー。CBCテレビ、BS11、TOKYO MX、MBS、AT-Xで放送。
宮地さんは、声優事務所に所属後、コロナ禍となり、なかなか声優デビューのチャンスがつかめなかった。そんな中、「やくも」のオーディションが実施されることを知り、即応募した。同作のことは知らなかったというが、すぐに魅了されたという。
「家族で飛騨高山には行ったことはあったのですが、多治見のことは知りませんでした。でも、原作を読んで、癒やされますし、キャラクターも可愛いですし、陶芸の知識も付いて、すてきな作品!と感じました。陶芸をやってみたくなって、オーディション期間中に陶芸に挑戦しました。せっかくなので、マグカップを作ってみました。簡単なのかな?と思っていたのですが、すごく難しかったです。でも、楽しいですし、ワクワクしました。姫乃ちゃんやゆずなちゃんの気持ちにちょっとでも寄り添えたのかな?」
宮地さんは、約1000倍の難関となったオーディションに合格し、「人生で一番うれしかったです!」と喜びを爆発させる。アフレコは「初めてのことばかり」だった。
「現場の空気に緊張しました。アフレコの前に、ねんどさんと一緒に、見学させていただけて、メインキャストの方々の姿を見て、演技に感動しました。これが声優なんだ……と。実際にマイクの前に立って、演じることで、未熟さも実感しました。でも、こんな貴重な経験はなかなかできないですし、やるしかない!学べるものは全部吸収しよう!と臨みました。キャラクター同士の距離感、状況をしっかり把握して、演じないといけないんだな……とたくさん勉強させていただきました」
アニメになった「やくも」を見て「本当にすてき!」と感動した。
「地元の方は、あそこがアニメになっている!と楽しめるはずですし、多治見を知らなかった人も行ってみたい!となるはず。それに、私みたいに、陶芸でやってみたくなるはずです。コロナ禍ということもあり、私はまだ多治見に行けていないのですが、必ず行きたい!」
夢は「いろいろな役をできる声優」で「ツンデレな子が好きで、金髪美少女をやってみたいですし、お姉さん系にも憧れがあります」と語る。「ポジティブなんです。周囲の方に、人を引き寄せる力がある!と言っていただけたこともあります。頑張ります!」と話すように、とにかく明るく、前向きなところが強みだ。宮地さんが演じるゆずなは、第11話で登場する。「やくも」をきっかけにさらに羽ばたいていくことに期待したい。
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