鈴木美羽:「人と関わることが好き」新ブランチリポーターのモデル美女 オーディション秘話も

「王様のブランチ」新リポーターの鈴木美羽さん
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「王様のブランチ」新リポーターの鈴木美羽さん

 今年4月から情報バラエティー番組「王様のブランチ」(TBS系、土曜午前9時半)の新リポーターに就任し、“ブランチファミリー”に仲間入りした鈴木美羽さん。「nicola(ニコラ)」(新潮社)や「Popteen(ポップティーン)」(角川春樹事務所)といった10代に人気の女性ファッション誌で活躍してきた21歳のモデル美女だ。笑顔も魅力。人見知りしない性格で、「人と関わることが好き」という鈴木さんにリポーターとしての意気込みやオーディション秘話などを語ってもらった。

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 ◇オーディションで早押しクイズ おいしいスイーツにつられて奮闘

 「王様のブランチ」に出演し、「もちろん私もうれしかったのですが、家族がとにかく喜んでくれました」とうれしそうにほほ笑む鈴木さん。「あとは友達や、業界の関係者の方から『見たよ』って連絡をいただいて、改めて、ずっと愛され続けてきた番組に出られたことを実感しました」と反響の大きさを明かす。

 今回オーディションでの選出で、「選考の一つとして早押しクイズがあったのですが、答えられた人はおいしいスイーツが食べられるという仕組みで、私はとにかくケーキが食べたかったので頑張ったら、スタッフさんに『負けず嫌いが顔に出ているよ』って言われちゃいました」と照れ笑い。

 決して正解数でオーディションの優劣が決まるというワケではなかったようだが、鈴木さんは「そのときは、めちゃくちゃおなかがすいていて(笑い)。用意されたスイーツも、番組で紹介するようなおしゃれで本当においしそうなスイーツばかりだったので、とにかく正解目指して、頑張りました」と振り返った。

 ◇学生時代は10年間学級委員 強みは対人スキル?「番組の“安定剤”になれたら」

 人見知りしない性格は昔からで、「小さいころから公園とかで知らないおじさんに自分から話しかけちゃうような、そのくらい人と話をするのが好きな子だったみたいです」とにっこり。また学生時代は小学生から高校まで10年間、学級委員を経験し、「面倒見もいい方だと思います」と話す鈴木さん。「今、考えると目立ちたがり屋の部分があったのかなって思うのですが、やっぱり人が好きなので、きれいごとに聞こえてしまうかもしれないのですが、みんなが気持ち良く過ごせる環境を自分で作りたかったのかなって思います。頼られるのも好きで、そういうポジションだったのかなって思います」と語った。

 一方で、「結構抜けていることもあって。今、ラジオをやらせていただいているのですが、『天然?』って言われることも実は多いです。『ブランチ』でもぼろが出ないように気を付けたいと思います」と気を引き締める(?)と、「『ブランチ』ではインタビューをする機会も多く、人と話すこと、関わることが好きという部分が強みになればいいなって思っています。あとはロケで食べリポもしてみたいですし、どのコーナーでも安定したリポートを届けられるよう、番組の“安定剤”になれたら」と目を輝かせていた。

 ◇YouTubeチャンネル開設に女優業 「表現の幅が広がっている気がします」

 ブランチリポーター以外の活動に目を向けると、今年2月に自身の公式YouTubeチャンネルを開設した。

 「他のお仕事ではできない、自分のプライベートな部分を見せられるという意味では本当に楽しいです。私の中で仕事という感覚はあまりなくて、自分の部屋ですっぴん、髪もボサボサの状態でスタートする動画もあったり、カメラに向かって友達に話しかけているような感覚でやっているので、見てくださる方も学校の同じグループの友達と話をしている感覚になってくれたらなって」と思いを語る。

 昨年春の「Popteen」卒業後もモデル業は継続中で、女優としては莉子さん主演のABEMAのオリジナルドラマ「ブラックシンデレラ」に出演。ドラマは、ミスコンに憧れつつ見た目に悩みを抱くド平凡女子高生の主人公とナルシストで完璧な国宝級イケメンという対照的な2人を中心に、学園内に色濃く残る外見主義に立ち向かい、夢や恋に奮闘する“逆襲”ラブストーリーで、鈴木さんは、莉子さん扮(ふん)する神谷愛波の親友の吉村ひまりを演じている。

 「モデル業は、この世界は入ったきっかけでもあるので、今後も続けていきたいですし、ドラマでのお芝居や『ブランチ』のような情報バラエティーと、いろいろな仕事をさせてもらう中で、自分の表現の幅が広がっている気がします」と手応えを明かす鈴木さんは、「演技のお仕事は一番、私を悩ませてくれるもので、だからこそやりがいを感じています。ドラマや映画ってある意味ウソの世界で、その中で限りなく真実の感情を作る、表現するっていうことが面白いなって改めて感じているので、もっともっと頑張りたいなって思っています」と力を込めた。

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