竜とそばかすの姫:細田守監督最新作 森川智之が<U>の自警団リーダーに 宮野真守はYouTuber 津田健次郎、小山茉美も

「竜とそばかすの姫」に出演する(左から)森川智之さん、津田健次郎さん、小山茉美さん、宮野真守さん(C)2021 スタジオ地図
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「竜とそばかすの姫」に出演する(左から)森川智之さん、津田健次郎さん、小山茉美さん、宮野真守さん(C)2021 スタジオ地図

 「時をかける少女」「サマーウォーズ」などで知られる細田守監督の新作劇場版アニメ「竜とそばかすの姫」に声優として森川智之さん、津田健次郎さん、小山茉美さん、宮野真守さんが出演することが5月14日、分かった。主人公・すずが出会う超巨大インターネット世界<U>に登場するキャラクターのキャストで、森川さんが<U>の秩序を乱す竜の正体を暴こうとする自警団・ジャスティスのリーダーのジャスティン、津田さんが現代美術アーティストのイェリネク、小山さんが豪邸に住む貴婦人・スワン、宮野さんがYouTuberのひとかわむい太郎とぐっとこらえ丸の二役を演じる。ジャスティンのビジュアルも公開された。

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 森川さんは「(細田)監督とは同い年ということもあり、アニメ業界・声優業界の遍歴も同じ時代を歩いてきているので、とてもフィーリングが合いました。私が担当したジャスティンという役はストーリーの中でも特に異彩を放つ個性派のキャラクターの一人です。もちろん、とても注目されている作品でもあるので、いやが応でも、演技に力が入りましたが、実際のアフレコは、監督との細かで、率直なディスカッションのもと楽しく収録できたので、完成が楽しみです」とコメントを寄せている。

 「バケモノの子」(2015年)に続き、細田監督作品に二度目の出演となる宮野さんは「今回は、『バケモノの子』の時の『一郎彦』とは、全然違う印象のキャラクターになります。『ひとかわむい太郎』と『ぐっとこらえ丸』です(笑い)。なんと、二役(笑い)。実際のアフレコでは、細田監督と、丁寧にディスカッションを重ね演じていき、宮野の新境地をかなり開拓してもらいました(笑い)」と明かし、「細田監督の作品は、深い『愛』と、前を向く『勇気』をもらえる物語。今作も、皆様の心に、『温かい感情』が抱かれることでしょう。どうぞ、劇場でご覧ください」とメッセージを送った。

 「竜とそばかすの姫」は、過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生・すずが、超巨大インターネット世界<U>と出会い、成長していく姿を描く。幼い頃に母を事故で亡くし、心に大きな傷を抱えていたすずはある日、“もう一つの現実”と呼ばれる超巨大インターネット世界<U>と出会い、ベルというアバターで参加することになる。心に秘めてきた歌を歌うことで、あっという間に世界に注目される存在となっていくベル(すず)の前に竜の姿をした謎の存在が現れる。7月公開。

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