スーパー戦隊シリーズの最新作「機界戦隊ゼンカイジャー」(テレビ朝日系、日曜午前9時半)に出演中の俳優の世古口凌さん。ゼンカイジャーの敵である“悪のヒーロー”ステイシー/ステイシーザーを演じている。敵側の戦士として、初登場時から話題となっているステイシー。当初、台本にはなかったキャラクターで、世古口さんのために生まれたという。世古口さんに役への思いなどを聞いた。
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「機界戦隊ゼンカイジャー」は、あまた存在する「並行世界」のすべてを手中に収めようとする悪の王朝・トジテンドに、“全力全開”で立ち向かっていく1人のヒーロー・ゼンカイザー/五色田介人(ごしきだ・かいと)と、その仲間の4体のロボヒーロー、キカイノイド(機械生命体)たちゼンカイジャーの活躍を描く。スーパー戦隊シリーズの記念すべき第45作。
ステイシーは、主人公のオーディションを受けていた世古口さんのため、新たに生まれた役で、当初から存在するキャラクターではなかった。「意外な形でいただいた役で、初めは驚きました。元々の予定にはない役を作っていただいたので誰よりも感謝しなければならないな、と思います。なぜ僕だったのか、理由はまだ直接聞けてはいないので、いつか聞いてみたいです」と話す世古口さん。
キャスト発表時のコメントでは、「スーパー戦隊シリーズのオーディションへの熱い思いは誰よりもありました。でもそれが空回りし、最終審査でうまくできなくて帰り道に悔し涙した記憶があるので、出演が決まったときは、うれし涙がこぼれ落ちた」とも明かしていたが……。
「俳優としていつかは出たいと思っていた目標でもあったので、決まったときはすごくうれしかったです。オーディションは当初、ほかの仕事の関係もあってスケジュール的に受けられない可能性もあったのですが、マネジャーさんに無理を言って調整してもらって。『今しかない!』と思っていたタイミングでこうして役をいただけたのは幸せです」とうれしさを噛みしめるように語った。
世古口さん演じるステイシーは、トジテンドの幹部・バラシタラの息子で、ステイシーザーに変身して、ゼンカイジャーたちとバトルを繰り広げる。父親は機械生命体だが、母は人間のため、見た目は人の姿。母はバラシタラの何百人といる妻の一人という複雑なバックボーンを持ち、バラシタラのことを憎んでいる。その行動の動機は「父を超える」ためで、トジテンドへの帰属意識は薄く、一匹狼(おおかみ)のような行動をとっている。
世古口さんは「バラシタラの息子であって、介人のライバルで、ダークヒーローと、いろいろな見え方のあるキャラだと思います。また、父を超えたい、認めてもらいたいという野望のために動いていて、そのためにどう動くか、誰と戦うかを常に考えています」と説明。「いろいろな設定があるつかみどころがないキャラなので、最初も謎の青年として登場しましたし……(笑い)。でも、その謎がどんどん解けていくのは見どころなのかなと思います」と話している。
また、そんなステイシーと「結構似ている部分はあると思います」と笑う。「僕自身、あまり正義の味方という性格ではなくて……(笑い)。自分でひねくれているな~と思いますし、周りの人たちからも『あまのじゃく』って言われることもありますし……。ステイシーのように“負けたくない”っていうプライドも高くて、目的のためにいろいろな手段を試すのは似ているな、と思います」と自己分析した。
ステイシーは、武器・ギアトジンガーを使って歴代のスーパー戦隊の戦士やロボットのコピーを召喚、操作して戦う。世古口さんは「かなり強いですよね、僕も最初聞いたときは驚きました」とにっこり。「今作はロボットが主体で、いろいろなロボットが出てきます。一体一体面白いビジュアルで、細かい動きなどにもこだわりがあるので、僕も日々、現場でそれを楽しみにしています。視聴者の皆さんにはそういったところも注目していただけるとうれしいです」とアピールした。
続けて、「ステイシーだったり、バラシタラだったり、いろいろなキャラの目線に立つとより面白く見られる作品だと思います。1年間、皆さんに楽しんでいただける作品になるよう頑張ります!」と意気込んだ。
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