映画興行成績:「いのちの停車場」初登場首位 「鬼滅の刃」興収400億円突破&32週連続トップ10入り

映画「いのちの停車場」のビジュアル(C)2021「いのちの停車場」製作委員会
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映画「いのちの停車場」のビジュアル(C)2021「いのちの停車場」製作委員会

 5月24日に発表された22、23日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、女優の吉永小百合さん主演の「いのちの停車場」(成島出監督)が初登場で首位を獲得した。土日2日間で約13万5000人を動員し、興行収入は約1億4800万円を記録した。

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 公開32週目を迎えた吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)さんの人気マンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」の劇場版「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(外崎春雄監督)は、累計興行収入が400億円を突破した。昨年10月16日の公開から32週間トップ10にとどまり続け、5月24日までの累計で動員2896万6806人、興行収入400億1694万2050円を記録。人気は日本国内にとどまらず、現在アメリカ、台湾、香港、オーストラリア、中南米など45の国と地域で上映され、日本を含めた全世界での累計来場者数は約4135万人、総興行収入は約517億円に及ぶ。

 初登場作品では、「いのちの停車場」のほか、お笑い芸人のバカリズムさんが脚本を手がけた永野芽郁さん主演の「地獄の花園」(関和亮監督)が、3位にランクイン。土日2日間で動員約8万7000人、興行収入約1億1900万円を記録した。特撮ドラマ「ポリス×戦士 ラブパトリーナ!」の劇場版「劇場版 ポリス×戦士 ラブパトリーナ! ~怪盗からの挑戦! ラブでパパッとタイホせよ!~」(三池崇史監督)は9位スタートを切った。

 累計では、4位の「るろうに剣心 最終章 The Final」(大友啓史監督)が動員208万人、興行収入29億円、5位の「名探偵コナン 緋色(ひいろ)の弾丸」(永岡智佳監督)が動員457万人、興行収入64億円、6位の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」(庵野秀明総監督)が動員559万人、興行収入85億4000万円をそれぞれ突破している。

 1位 いのちの停車場
 2位 美しき誘惑 現代の「画皮」
 3位 地獄の花園
 4位 るろうに剣心 最終章 The Final
 5位 名探偵コナン 緋色の弾丸
 6位 シン・エヴァンゲリオン劇場版
 7位 劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- 後編 Paladin;Agateram
 8位 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編
 9位 劇場版 ポリス×戦士 ラブパトリーナ! ~怪盗からの挑戦! ラブでパパッとタイホせよ!~
 10位 ファーザー

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