「おかえりモネ」振り返り:永瀬廉初登場で早くも「キュン!」 緊迫の“救出劇”では西島秀俊に「ヒーロー」の声

NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」のワンシーン (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」のワンシーン (C)NHK

 清原果耶さん主演のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(総合、月~土曜午前8時ほか)。第2週「いのちを守る仕事です」(5月24~28日)では、5月24日放送の第6回から、永瀬廉さんが演じる、永浦百音(ももね、清原さん)の同級生・及川亮が初登場し、「きた!!」「永久保存して家宝に」「登場してすぐにキュン死!」と歓喜の声であふれかえった。同週を“視聴者の声”と共に振り返る。

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 永瀬さん演じる亮は、気配りができるので、とにかくモテる青年。第6回では、百音の妹・未知(蒔田彩珠さん)が、車とぶつかりそうになると、亮はさっと肩を引き寄せ、「あれはダメよ」「車が来たら守ってくれる優しさ、キュンです」などと視聴者は反応。さらに、亮が未知の耳元でささやく場面も描かれ、「失神しちゃうよ!」「耳元でささやきは反則無理だよ」と悶絶(もんぜつ)する声も上がった。

 26日放送の第8回では、未知のキャラクターにも反響が寄せられた。同回では、船上で家業を手伝う未知に、父の耕治(内野聖陽さん)が「試験頑張れよ!」と呼びかけるシーンがあったが、ここで未知は控えめに手を振ったり、「うるさいな、もう…」とつぶやいたりして“塩対応”を連発。「ほほ笑ましい」「お父さんを少し邪険にしてるのが可愛い」といった感想が並んだ。

 また同週では、登米(とめ)を舞台に、耕治の百音に対する“娘愛”あふれる姿も描かれた。“職場見学”に参加し、百音が働く様子を見守る耕治に“親バカ”ぶりにも、「モネ父かわいいなぁー」「よきパパ」「モネの父さんの気持ちが痛いほどわかる気がして、さっきから涙が止まらん」との注目が集まった。

 一方、第1週で早くも視聴者の人気を集めた気象予報士・朝岡(西島秀俊さん)が、第2週でも大活躍。27日放送の第9回では、山中で雷雨に見舞われた百音らを救出するために、電話で指示を伝えるシーンが登場。「スーパーヒーロー」「にじみ出るヒーロー感、頼もしい」「特殊部隊の司令官」「指示が完璧」と朝岡の“神対応”に視聴者は盛り上がった。

 さらに28日放送の第10回では、若手医師・菅波(坂口健太郎さん)の厳しい一面が際立つシーンが登場。百音は、一緒に山から避難した小学生・圭輔(阿久津慶人さん)の父親から感謝されたものの、菅波は「『あなたのおかげで助かりました』っていうあの言葉は麻薬です」とトゲのある言い方をし、続けて「永浦さんは詰まるところ何もしていません」「何かあれば責任が生じます」と苦言を呈した。視聴者からは「厳しい!」「優しい言葉は最後まで全くかけなくてちょっとびっくり」といった反響が寄せられ、同日には「菅波先生」がトレンド入りを果たした。

 「おかえりモネ」は、「透明なゆりかご」(NHK、2018年)、「きのう何食べた?」(テレビ東京系、2019年)の脚本家・安達奈緒子さんによるオリジナル作品。宮城県気仙沼生まれのヒロインが、同県の登米で青春を過ごす中で、気象予報士の資格を取り上京。民間の気象会社に就職し、天気予報にまつわるさまざまな経験を積み、そこで得た経験をもとに故郷に戻って、人々に貢献する物語だ。

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