ポツンと一軒家:自給自足で“秘境”に暮らす87歳母&61歳息子 自家製そばでおもてなし 福澤朗「生きる力のエネルギッシュさに感服しました」

10月20日放送の「ポツンと一軒家」の一場面(C)ABCテレビ
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10月20日放送の「ポツンと一軒家」の一場面(C)ABCテレビ

 衛星写真を手掛かりに人里離れた一軒家を捜すバラエティー番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後7時58分)。10月20日は、前週(13日)で2軒の空き家を経て、ついに3軒⽬で⼀軒家にたどり着いた捜索隊の“その後”を放送する。ゲストは前週に続き、フリーアナウンサーの福澤朗さんと俳優の清原果耶さん。

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 徳島県の山中でようやく有人の一軒家にたどり着いた捜索隊。そこは⼭の尾根の⼀⾓を切り開いた敷地に建つ、まさに秘境の⼀軒家だ。87歳の⼥性と61歳の息子が捜索隊を温かく迎えてくれた。

 息⼦は徳島市内の⾃宅で妻、2人の子どもと暮らしていたが、4年ほど前に⽗が亡くなってからはこの地で⺟と同居しているという。⺟の世話をするという決断をするうえで、背中を押してくれたのは妻だったという。⼤阪の料理店と徳島の⽼舗ホテルで調理師として働いた後、地元でカフェレストランを開業したという経歴を持つ息子は、⺟から畑仕事を教わり今では⼀⼈で畑の世話をしている。

 築150年の⺟屋の前の斜⾯に⼿⼊れの⾏き届いた畑が広がっており、そば、五穀⽶、⼩⾖、こんにゃく、茶など年間で20種類もの作物を育てている。そこには、⺟から⼦へと受け継がれた昔ながらの知恵と技術で、息⼦が⺟を⽀える⾃給⾃⾜の暮らしがあった。

 捜索隊は、⾃家製の打ち⽴てのそばや、おにぎりにきな粉をまぶした“おぼた”などの地元料理を振る舞ってもらう。ゲストの福澤さんは「⽣きる⼒のエネルギッシュさに感服しました」と実感を込めると、清原さんも「すべての出来事が圧巻でした。画⾯越しではありましたが、⽣きるエネルギーをもらえたような気がして……。⼈⽣観って本当に変わるんですね」と感銘を受けたようだった。

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