女優でモデルの内田理央さんが、約5年ぶりとなる写真集「PEACH GIRL」(主婦と生活社、2970円)を、6月23日に発売する。女性ファッション誌「ar(アール)」(同)の監修で、「性別関係なくキュンとする最強のガールフレンドを目指した」という内田さんに、写真集のコンセプトや見どころについて聞いた。
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5年ぶりの写真集を制作するにあたり「企画段階から積極的に関わった」という内田さん。「私が好きな世界観は、1980年代のマンガなんです。あだち充さんの『タッチ』や、高橋留美子さんの『うる星やつら』とか『らんま1/2』に出てくるような、ちょっとエッチなヒロインの雰囲気を再現したいなあというのが、今回の写真集の狙いです。見てくれる方の性別関係なくキュンとする、最強のガールフレンドを目指しました」と企画意図を明かす。
写真集では「念願だった」という袋とじ企画にも挑戦。その理由について「袋とじに憧れがあって。でもデジタル世代なので実際には手に取ったことがなかったんです。私と同様、袋とじをビリビリ破って開けたことがないであろう若い世代の人たちにも、ぜひその体験を楽しんでいただければ……と思って作りました。サプライズ感を込めた感じですね」と説明する。
「ひじおっぱい」こと、そろえた両ひじをトップスからのぞかせ、まるで胸のように見せた先行カットも話題を呼んだ。「インスタグラムに『みんなだまされてドキドキしてくれるかな?』って遊び心で載せてみたら、『本当にびっくりしたよー!』という反応をたくさんいただいて。『わー! 本当にだまされてくれた! やったー!!』ってスタッフと盛り上がりました」と、してやったりの表情を見せた。
「PEACH GIRL」は、「グラビアが原点」と言い、今年9月に30歳を迎える内田さんにとって「20代最後の集大成。これまでグラビア畑で学んできたことと、女性誌のモデルとして取り組んできたこと。そのどちらも詰まっている」と胸を張る。
中でも内田さんのイチオシは袋とじ内のカットだといい、「袋とじなので具体的なことは秘密。ぜひ開けてイチオシの写真を見てください!」とちゃめっ気たっぷりに話す。さらにタイトルとリンクした「桃尻」もテーマになっているといい、“美尻”カットを30点ほど掲載。「ドキッとしちゃうようなお尻の見せ方ができるように、アイデア勝負でやってみました」と見どころは満載だ。
「カラフルでポップな衣装も可愛くて、眺めているだけでも気分が上がるはず。女の子にもグラビア好きの方にも、袋とじのドキドキ感も含めて味わっていただけたら!」とキュートな笑顔でアピールした。(取材・文/渡邊玲子)