お笑いグループ「ぼる塾」が、ニュースサービス「LINE NEWS」の動画コンテンツ「VISION」で配信中の「まめきちまめこ×ぼる塾 ニートの日常」で演技に初挑戦。まめきちまめこさんの人気ライブドアブログ「まめきちまめこ ニートの日常」を実写化した作品で、田辺智加さんが主人公のまめこ、あんりさんが愛犬のこまち、きりやはるかさんが愛猫のタビをそれぞれ演じる。普段は漫才を披露している「ぼる塾」だが、今回、初めて演技に挑戦したことで感じた苦労や楽しさを語ってもらった。
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あんりさん 最初、田辺さんだけにオファーが来たと思っていたんです。元々、「まめきちまめこ ニートの日常」を知っていた田辺さんに原作を紹介してもらって、「田辺さんはこれをやるんだ。いいな~」って思っていたら、「あんりさんときりやさんも一緒にお願いします」って言われて。「まさか!」と思いました。
きりやさん 私も最初にお話をいただいたときに、田辺さんだけだと勝手に思っていました。個人的に猫がすごく好きなので、「猫を演じられる!」といううれしさもあって、すごく楽しみでしたね。
田辺さん まめこさんは「名探偵コナン」の感想を(ブログに)書いていて、私も「名探偵コナン」が大好きだから、勝手にまめこさんに親近感を感じていたんです。「まさか自分がその人を演じられるなんて」と思って大騒ぎしました。でも、それと同時に演技はちょっと不安ではあったんですけれども、「2人がいるなら大丈夫かな……」って思いましたね。
あんりさん 登場するキャラクター全てがいとおしいというか。他人から見たら小さなことかもしれないけど、自分たちにとっては一つ一つが大きなことで、大きく笑ったり、大きく落ち込んだり。すごく共感しながら、楽しむことができました。
きりやさん 犬と猫と暮らしている日常がリアルに描かれていて。あとは、クスッと笑える作品といいますか。「私もこういうクスッと笑えることが日常にあったら、良いエピソードになるのに……」なんて思ったりもしました。
田辺さん 毎日楽しいことを見つけるのがすごい上手な人なんだなと思って。こうやって毎日生きていけたら、みんなハッピーだろうなということを教えてくれる作品だと思いました。
あんりさん 私たちは普段は漫才をやってきたので、“動き”での表現は得意ではないんですけど、今回いろいろな演技をやってみて「楽しいな」って思いました。言葉じゃなくても感情って伝わるんだってことも実感しました。
田辺さん 私は、あんりとはるちゃんを、こまちとタビだととにかく思い込むようにしました。休憩中もずっと2人をなでたりして(笑い)。そういうところで気持ちを持っていきましたね。
きりやさん 私も「自分はタビちゃんなんだ」と思い込むところから始めました。タビって、ちょっかいをよく出したりするので、休憩中とかも田辺さんとかにちょっかいを出したりしていました(笑い)。あと、タビは「ナァ」っていう鳴き方をするんですけど、「この感情のときの『ナァ』はこんな感じかな」みたいなことを意識するようにしました。
きりやさん すごかったです。もう、ハリウッドが見えました(笑い)。田辺さんは、まめこさんに本当に見えてきて、あんりも、せりふはないけれど、喜怒哀楽がすごく分かりやすかったです。
あんりさん 普段漫才をしているときよりも上手だと思いました(笑い)。「こんなにできるんじゃん」って知りましたね。「この二人は、コントの方が向いてるのかな……」とか思ったり。それくらい演技が自然で良かったです。
田辺さん 二人は、犬と猫を演じるなんて難しかったと思うんですけど、だんだん本当に犬と猫に見えてきました。もう、ひょう依していましたね。
田辺さん ツッコミをする演技は本当に苦労しました。普段、突っ込んだことがないんです。自分の言葉に自信がないと言えないから、ツッコミの人って大変ですよね。私はいつも「なんかちょっと間違ってるな」と思っても、言わないんですよ。
あんりさん 田辺さんのツッコミには注目してほしいですね。田辺さんのツッコミはここでしか見られないので。
きりやさん 私が演じるタビは、走り回って散らかしたりとか、暴れたりするシーンもあって。自分も楽しんでやっていたんですけど、「もうちょっと抑えて」みたいなことを言われて(笑い)。自分の演技を抑えるのが難しかったですね。
「まめきちまめこ×ぼる塾 ニートの日常」は、毎週水曜午後6時から「LINE NEWS」の動画コンテンツ「VISION」で最新話が配信される。全8話。