ワンピース エッグヘッド編
第1152話 父と母の想い!ボニーの解放の拳
12月7日(日)放送分
一迅社文庫アイリス(一迅社)のライトノベルが原作のテレビアニメ「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(はめふら)」の第2期「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X」が、MBS・TBS系の深夜アニメ枠「スーパーアニメイズム」で7月2日から放送される。テレビアニメ第1期が2020年4~6月に放送され、主人公・カタリナ役の声優の内田真礼さんが一人五役に挑戦し、5人の人格のカタリナ(カタリナ5)が会議を繰り広げるカタリナ脳内会議も話題になった。第2期は一体どうなるのか!? 内田さん、カタリナが大好きで独占しようとするメアリ役の岡咲美保さんに第1期を振り返ってもらいつつ、第2期について聞いた。
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内田さん どんな感じになるんだろう?と現実味がなくて、収録が始まってから、本当にあるんだ!と実感しています。カタリナが異世界で翻弄(ほんろう)されるように楽しい日々を送らせていただいています。
岡咲さん すごくうれしかったです。第1期からすごく楽しかったので、皆さんに愛していただいた結果、第2期につながったのが本当にありがたい気持ちでいっぱいです。真礼さんとお会いできる機会もすごく増えて、岡咲個人としてもうれしく、楽しい日々を過ごさせていただいています。
内田さん 第1期は、全話録(と)り終わってからの放送でした。毎週放送されるたびに、喜んでいただいている声が日に日に増していったので、頑張ったことが報われた!という思いでした。
岡咲さん キャラクター人気がすごいですね。SNSにあまり詳しくないのですが、皆さんが好きなキャラの組み合わせを投稿してくださって、このキャラの組み合わせが人気なんだ……と楽しくなりました。メアリとカタリナを一緒にしてくださっている方もいらっしゃっていて、メアリにも希望があるんだ!とうれしかったです。女性ファンもメアリをそういうふうに見てくださっているのがうれしくて、よりギアを上げていくぞ!グイグイといく!とテンションがさらに上がりました。
内田さん これだけたくさんの役を一度に演じることもなかなかなかったですし。役者冥利に尽きますね。もっとカタリナ5をやりたい!という気持ちでした。充実しています! 先日もテレビ番組で特集していただいて、こんな感じでやっているんだ……と驚かれることもありました。アフレコ現場では普通にやっているのですが、すごいことやっているんだね!と言われると、そうなんだ……となったり(笑い)。
内田さん 自由です! 第1期の時とは方向性が少し変わります。破滅フラグを回避するというよりは、カタリナの感情が動いた時にカタリナ5も動きます。お芝居自体は第1期と一緒ですが、状況、反応が違うんです。会議している場合じゃない!という緊急事態もあります。カタリナ5も第2期仕様になります。
内田さん スポーツ的な感覚で、切り替えてできるんです。不思議なものですね。カタリナ5はスポーツです!
岡咲さん 私も第1期の頃からカタリナ5が大好きです。真礼さんをこんなにぜいたくに使っているんだ!って(笑い)。すごいです! 後輩として勉強になります! もっといろいろな人格も見てみたいです!
内田さん もっと!? それは大変だ!
内田 あまり変わっていないのですが、唯一変わったのが、周囲からのアプローチです。そこに対しての反応がもっとあっていいのかな?と意識しています。第1期は、変な声を出したり、アプローチに全然気付かなかったりしたのですが、第2期は問題が起きたら、悲しい顔を見せたり、ときめいたりする時もあって、少し感情が豊かになったのかもしれません。乙女な顔も見せるようになりましたし。周囲によって、カタリナが動くところが可愛いですね。
岡咲さん 第1期のメアリは、ふさぎ込んでいたところ、カタリナ様と出会い、伸び伸びと成長していきます。第1期の時は、先輩に囲まれて緊張していたのですが、皆さんとたくさんお話しさせていただく機会もいただき、第2期は自分としてもメアリとしても伸び伸びお芝居しようとしています。カタリナ様にアプローチするところも、より分かりやすく演じることができました。第1期の収録の時に、(ニコル役の)松岡禎丞さんに「どんどんやっちゃっていいよ」と言っていただけたこともありました。私が考えるよりもメアリは成長しているので、そこを意識しました。
内田さん カタリナ目線では見えないところも、内田真礼としては全部見えているので、皆さんの芝居を見て、すごい!と感じています。アランと語り合うシーンで、こんな気持ちなんだ!と思ったりしていて。いろいろな熱い思いが伝わってきて、そこを受け止めたいですね。みぽりん(岡咲さん)からも思いがあふれていて、照れています。
岡咲さん カタリナ様に面白さを引き出していただいています!
内田さん コロナ禍ということもあり、3人くらいで収録することが多かったです。第2期の新キャラクターのルーファス役の鳥海浩輔さんとご一緒させていただく機会がありました。新しい風を感じました! 鳥海さんの鋭利な空気で、現場の空気も変わったので。そういうところも第2期の面白さなのかもしれません。
岡咲さん 第1期と違って全員で収録できることはなかったのですが、少人数ならではのよさもあり、共演者の方といつもより多くお話ができました。アラン役の鈴木達央さんと一緒に収録させていただく機会が多く、演技のことを教えていただいたり、ありがたかったです。アランとは腹を割って話すシーンもありますし、より安心して演じることができました。
内田さん スタートした時から、やるぞ!と気合が入っていて、小さな船をこいでいたけど、ファンの方から大きな力をいただき、気がついたら豪華客船になっていたような感じがしていますね。みんなで作っている作品ですし、ある意味、肩の力が抜けてきました。ワクワクが待っている作品です。もっともっと力を注いでいきたいです。
岡咲さん たくさんの方に愛していただき、この作品で私のことを知っていただける機会も増えました。本当にありがたいです。メアリみたいなキャラクターはこれまで演じたことがなかったので、自分の幅を広げていただけた作品です。
岡咲さん 趣味のお話をすることが多いです。「私の昔を見ているみたい」と言っていただいて、うれしかったです。
内田さん 自分と向き合っているんだ……と昔の自分を見ているようなところもあって。みぽりん、迷走している時期があったよね。第1期の時、別の髪の色を試してみたり(笑い)。
岡咲さん あれは理由があって、ヤンチャしたかったんです。
内田さん 遅めの反抗期!?
岡咲さん 反抗の機会を逃してきた人生でして……。見た目を変えよう!と金髪にしたんです。
内田さん びっくりしたよ!
岡咲さん 皆さんに驚かれたので、落ち着こうとして、黒を入れたら緑になったんです(笑い)。緑髪の時期があって……。
内田さん 自分も迷走期はあったけど、緑にはしなかったなあ(笑い)。
岡咲さん 金髪にした時、達央さんに褒めていただけたんです。「いいよ、似合うよ!」って。禎丞さんはしばらく反応がなかったのですが、2、3週間たった時に「髪、染めた? そっか……」と言っていただいて(笑い)。禎丞さんは優しい方ですし、いろいろ考えてから声を掛けていただいたと思うのですが、本当はどう思っていたのかな?
内田さん 松岡さんと達央さんは全く違うタイプだしね(笑い)。私だったら「どう思ってるの?」と聞いちゃうな。
内田さん 服とかコスメの話が多いよね?
岡咲さん 真礼さんのお芝居の素晴らしさは後ろ姿から感じています。普段はガールズトークですね。今日も真礼さんからいただいたスカートをはいています!
内田さん 事務所にお洋服を持っていったことがあったんです。後輩に着てもらいたくて。たまたま、その時、みぽりんが事務所にいて、いっぱい持って帰ってくれたんです。持っていく時、みぽりんが着てくれるかな?とは思っていたのですが。
岡咲さん 本能で今日、持ってきてくださる!と感じていたのかも。ほぼ全部持って帰りました。
内田さん ファッションもそうですけど、趣味が合うんだよね。
岡咲さん 真礼さんと一緒にいられる機会もあり、お話できるのがうれしいんです。
内田さん 私もうれしい!
岡咲さん ラブにより特化しています。ドキドキハラハラして乙女心を揺さぶられるシーンもたくさんあります。
内田さん 新キャラが出てくることで、さらにいろいろなことが起こります。人間模様に期待してください! ワクワクドキドキしていただければ。
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