ダンダダン
第5話「タマはどこじゃんよ」
10月31日(木)放送分
「true tears」「SHIROBAKO」などのアニメ制作会社「P.A.WORKS」が手がけるオリジナルテレビアニメ「白い砂のアクアトープ」が7月8日からTOKYO MX、MBSほかで放送される。沖縄県南城市にある閉館寸前の小さながまがま水族館で、館長代理を務める海咲野くくる、東京で夢を諦め行き場を失っていた元アイドルの宮沢風花が出会い、二人の少女の絆や葛藤、成長が描かれる。くくる役の伊藤美来さん、風花役の逢田梨香子さんは「二人の関係性」を大事にしているという。伊藤さん、逢田さんに作品、“二人の関係性”について聞いた。
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伊藤さん 沖縄らしさがあって、少し時間がゆったり流れているような空気を感じました。女の子たちが夢に向かって頑張るところが描かれているところも印象的です。すてきですね。
逢田さん 全体の空気感がゆったりしていて、アニメの枠を飛び越えているような印象がありました。青春を感じる作品で、風花が18歳にして夢を失うという重たいテーマもあるのですが、新しい人生を始めようとします。勇気をいただける作品です。
伊藤さん くくるはすごく元気で、とにかく明るい! 生き物が大好きで、がまがま水族館が大好き。とにかく真っすぐですね。真っすぐすぎて、子供か!?と思うところや周りのみんながハラハラするところもあります。突拍子もないところも含めて可愛いんです。行動力が羨ましいですね。一生懸命考えて、それ!?となることもあるのですが(笑い)。
逢田さん 風花は優しすぎるんです。自分のことよりも周りの人の幸せを考えられる。誰かのために……が自分の幸せにもなると気付いていきます。優しいけど、時々、突拍子もないところもあって、大胆なところもあります。そんなギャップも可愛いと思っていただけるとうれしいです。
伊藤さん くくると風花は姉妹みたいなところもあります。アフレコでも「姉妹みたいにワチャワチャ」というディレクションをいただきました。
逢田さん くくるは、風花にはないものを持っているので、くくるの言動によって前を向けるようにもなります。アフレコの時も二人の関係性が大事になると思っていたので、(伊藤さんと)早く仲良くなりたい!という気持ちでアフレコに臨みました。
伊藤さん ちゃんと話したのはこの作品が初めてですよね。
逢田さん イベントですれ違ったことはあったけど。
伊藤さん めちゃくちゃ美人! 見た目からですけど(笑い)。どんなお芝居をされるのかワクワクしていましたが、人見知りなので、どうやって話しかけよう……と思っていました。第1話の時から、落ち着いていて、頼りになるお姉さん!と感じていました。一緒にゲームの話をしたり、私の話を聞いてくれるお姉さんです。
逢田さん 私は(伊藤さんに)会う前からもちろん一方的に存じていて、可愛い子だな!と思っていました。アニサマ(Animelo Summer Live)で(伊藤さんの)リハを見ていたんです。スッピンでリハをしていて、スッピンだけど、すごく可愛い!と思っていました。
伊藤さん 恥ずかしい……。
逢田さん 話してみてもイメージ通り。ホワホワしていて不思議な空気感ですね。私よりも落ち着いているんですよ。くくると向き合う姿が真面目なくくると重なるところもあります。根が真面目な方なんですよね。
伊藤さん 実は、風花でオーディションを受けていたんです。
逢田さん 私はくくるで受けていました。
伊藤さん 逆だったんです。アフレコで(逢田さんの)声を聞いて、風花だ!となりました。梨香子さんが演じられる風花は、心にスッと入ってくるようなところがあって、すてき……と感じています。二人の掛け合いは、二人でずっとやっているから分かる間もあって、テンポ感など助けていただいています。
逢田さん くくるはどんな感じなんだろう?と楽しみでした。アフレコに入ったら、くくるだ!とすぐに感じました。くくるは明るいだけじゃなくて、抱えていることもあって、繊細です。元気なところ、繊細な部分の両方の表現が素晴らしいんです。二人の掛け合いは、くくるのせりふによって、風花が変化するところもあって、楽しいですね。こうくるんだ!こう返そう!って。
伊藤さん&逢田さん はい!
伊藤さん くくるはとにかく真っすぐなので、好き!という気持ちを大切にしています。「ハイビスカスのような子」とも教えていただきました。周りを明るくするテンション、太陽のような明るさを意識しています。愛される子になったらうれしいです。
逢田さん 最初は展開的にも落ち込んでいて影のあるイメージでしたが、どんどん明るくなり、たくましくなることを意識しました。せりふ回しは、周りを思いやる気持ちを大切にしています。風花の成長を感じていただけるとうれしいです。
伊藤さん いいバディーになっていく!と思います。
逢田さん 風花はくくるの暴走にブレーキをかけたり、いいコンビですよね。
伊藤さん 本場のイントネーションが分からないので、(沖縄出身の)儀武(ゆう子)さんに指導していただいています。高校生チームはあまり方言が出てこないのですが、おじい、おばあ、学校の先生のせりふは全部、方言なので、すごい!と尊敬のまなざしで見ています。
逢田さん 風花は方言を話さないけど、やっぱり難しいですよね。方言のイントネーションを覚えるのも大変なのに、方言でお芝居しないといけない。私もすごい!と思って見ています。
伊藤さん お父さんの趣味がサーフィンなので、小さい頃から海によく行っていましたし、海の近くの水族館にもよく行っていました。小さい頃は、サーフィンを教えてもらいましたが、今は全然ですね。最近も水族館に行きました。海の生き物への愛がさらに深まりました。愛が何倍にもなったので、演技に生かすことができれば。
逢田さん 海とは無縁で……。日本の海に入ったことがないんです。肌が弱いので、日焼けができないですし。水族館は人並みに行ったことがあります。クラゲがすごく好き! カワウソも好き! ペンギンも可愛いですね。
伊藤さん ある?
逢田さん ない! でもイヤなことがあった時、どこかに行きたくなる衝動は分かります。一人旅もないです。ある?
伊藤さん 私もない! 家に籠もって勉強をしていて、イヤになったら、近所の公園まで走りに行ったり、映画を見に行ったことはありますね。
伊藤さん 犬を飼いたいです。小さくてモフモフした小型犬がいいですね。お母さん、お父さんにダメと言われ、弟も犬猫アレルギーなので、飼えないのですが……。いつか飼えますように!と祈っています。
逢田さん 田舎でのんびり過ごしたいです。都会は時間の流れが早いですし、老後はスローライフを送りたいです。
伊藤さん 絵が美しく、音楽も素晴らしく、夢に向かっている人々を応援したくなるはずです。自分の夢に向き合うことができる作品になっています。ゆったりとした気持ちで見ていただければ。
逢田さん 人とのつながりなど大切なものがいっぱい詰まっている作品です。そっと寄り添ってくれるような作品になっています。すてきな夏の思い出になるはずです。たくさんの方に見ていただければうれしいです。
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