特撮ドラマ「仮面ライダージオウ」のウール役や、放送中の大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(NHK総合、日曜午後8時ほか)の徳川昭武役で知られ、「美少年すぎる」と話題の板垣李光人(りひと)さんが7月5日、昭武の住まいとして1884(明治17)年に建てられた「戸定(とじょう)邸」(千葉県松戸市)を訪問した。
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板垣さんは戸定邸内で、昭武が海外渡航時に袖を通した陣羽織を実際に着用。「長い時間をかけて研究されて作られたもの。羽織ってみると、物自体は軽いですが、歴史の面での重みを感じました」とコメント。戸定邸については「昭武として過ごした期間があるからか、撮影前に来たときよりもちょっと懐かしい感じがするというか、前回とは少し違う感じです」と明かした。
この日、板垣さんは、本郷谷健次・松戸市長と、「青天を衝け」の時代考証として参加している「戸定歴史館」(千葉県松戸市)の齊藤洋一名誉館長と鼎談(ていだん)。板垣さんは、2015年の「花燃ゆ」に続き、2度目の大河ドラマ出演について「『花燃ゆ』のときは、まだ大河ドラマに出演することの重さをわかっていなかった。また大河ドラマに出演し、歴史を生きてきた人々、日本を作ってきた人々を自分が演じることの責任を感じています」と語った。
また「織田信長などの有名な人物は、これまで多くの方々が演じられていますが、徳川昭武はそうではありません。そういう意味で、昭武のイメージを作る最初の俳優という責任を感じています」と話した。