鈴木福:“大ファン”仮面ライダー&スーパー戦隊映画で「石ノ森章太郎」役 変身かなわずも「最高に楽しかった!」

映画「セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記」の初日舞台あいさつの様子
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映画「セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記」の初日舞台あいさつの様子

 特撮ドラマ「仮面ライダーセイバー」と「機界戦隊ゼンカイジャー」(共にテレビ朝日系)の映画「セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記」(田崎竜太監督)の初日舞台あいさつが7月22日、新宿バルト9(東京都新宿区)で行われ、キャストの鈴木福さんらが登壇した。これまで「謎の少年」とされていた鈴木さんの役どころが、仮面ライダー、スーパー戦隊シリーズの生みの親である「石ノ森章太郎」だったことが明かされ、鈴木さんは「今回変身することはかないませんでしたが、それを飛び越えて石ノ森先生の役をやらせていただけて、自分にとって最高に楽しいお仕事でした!」と笑顔で語った。

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 映画は、今年4月に放送開始50周年を迎えた仮面ライダーシリーズと、現在放送中の「ゼンカイジャー」で45作を数えるスーパー戦隊シリーズのダブルアニバーサリー作。「ヒーロー誕生の秘密」に迫る内容で、セイバー、ゼンカイジャーをはじめ、歴代のスーパー戦隊と仮面ライダーがシリーズの垣根を超えて共闘する。

 鈴木さんは大ファンという仮面ライダー、スーパー戦隊シリーズについて、「小さな頃からの夢であり、目標であり、僕のすべてではないかと思います」と語ると、原作者の故・石ノ森章太郎さん役での出演が決まったときの心境を「喜びと共に、プレッシャーはありました」とコメント。「ただ、これまでのシリーズを支えてくださったキャストの皆さん、スタッフの思いを代表してといえばおこがましいのですが、自分ができることを精いっぱい込めて『やってやる!』という気持ちが強かったです」と振り返った。

 続けて、「たくさんの人に石ノ森先生のすばらしさが伝わればいいなと思い演じました」といい、撮影前に石ノ森さんの墓参りをするなど、気合十分で役に臨んだことを明かした。

 初日舞台あいさつには、「仮面ライダーセイバー」から仮面ライダーセイバー/神山飛羽真役の内藤秀一郎さん、仮面ライダーブレイズ/新堂倫太郎役の山口貴也さん、仮面ライダーエスパーダ/富加宮賢人役の青木瞭さん、仮面ライダー最光/ユーリ役の市川知宏さん、ソフィア役の知念里奈さん、「機界戦隊ゼンカイジャー」からゼンカイザー/五色田介人役の駒木根葵汰さん、ツーカイザー/ゾックス・ゴールドツイカー役の増子敦貴さん、田崎監督も登壇した。

 なお、舞台あいさつでは、「仮面ライダー」シリーズの新作「仮面ライダーリバイス」の映画も同時上映されることが明かされた。「リバイス」は、「ゼロワン」「セイバー」に続く“令和仮面ライダー”の第3弾で、テレビ朝日系で9月5日から毎週日曜午前9時に放送される。

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