望海風斗：「Music Revolution！」は「舞台袖から見てもカッコいい」　真彩希帆と元雪組コンビが宝塚時代振り返り

　宝塚歌劇団のショーなどを放送するWOWOWの番組「宝塚への招待」（WOWOWライブ）が、7月31日午後2時半から放送される。今回は2019年に上演された雪組のショー「Music Revolution！」を、同作に出演していた元雪組トップスターの望海風斗さん、元雪組トップ娘役の真彩希帆さんによる副音声解説付きで放送する。収録を終えた2人が公演の思い出や、卒業した今の宝塚への思いを語った。

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　「Music Revolution！」は、“音楽”の起源から今日に至るまでの発展をテーマに、“音楽”の持つ美しさと素晴らしさをダイナミックに表現した演目。収録では、望海さんと真彩さんがシーンを見返しながら裏話を披露し、観客の目線で「ステキですね！」「カッコいい！」と口にする一幕もあった。

　望海さんは「この映像を在団中に見ていたら、楽しめなかった部分もあったかと思うんですが、改めて今、見てみると本当に楽しいショーをやらせてもらっていたんだなと思って。このショーの楽しさに触れることができて、純粋に楽しむことができました」とコメント。「公演中もそうですし、舞台袖から見ていても、やっぱりみんながカッコいいんですよ。だからみんなの姿を見て、私も頑張らなきゃなと奮い立たせてもらっていました」と振り返った。

　真彩さんは「あのときはみんなでこういうことをしたなとか、いろいろなことを思い返しながら見ることができたのはすごくうれしかった」といい、「いつかみんなで見たいなと思いました」と話した。

　また、今年4月に宝塚歌劇団を退団した望海さんは「自分にとって人生のすごく大きな経験でしたし、それが終わってしまってさみしいという気持ちはもちろんあります」と思いを吐露。「でもみんないつかは卒業していくものだし、だからこそ次の一歩をしっかりと歩んでいかないといけない。私は今まで宝塚にいたことが励みになっていますし、ずっと一緒に舞台を作ってきた仲間たちの公演を見ていると、こんなステキなところにいさせてもらえたんだなと思えて。それは本当に幸せなことだったなと思うんです」と語った。

　同じく4月に退団した真彩さんも「宝塚を退団してから少したちますが、今でも夢によく見るんですよ。本当に温かくて、いい場所にいたんだなと思います」と告白。「日数がたてばたつほど、私はこれからもずっと宝塚が好きなんだろうなと思うんです。宝塚を全力で応援したいという気持ちと、宝塚にいた人間として、10代の頃から宝塚で教えていただいたことはきっと忘れないですね」と話すと、望海さんも「私もずっと一緒にやってきた雪組の仲間たちのことはずっと応援していきたいなと思います」と共感した。

　同日午後1時半から放送される「宝塚プルミエール」（同）では、「望海風斗退団スペシャル」と題して望海さんを特集。望海さんが、7月4日に退団した元花組スターの瀬戸かずやさん、冴月瑠那さんと出かけた3人のロケ企画の模様が放送される。