タカラトミーのカードバトルホビー「マジカパーティ」が小学生を中心に人気を集めつつある。子供たちにもスマートフォンが浸透している昨今、あえて“削る”というアナログな手触りにこだわった。タカラトミーのメディアキャラクター事業室 企画マーケティング部の後藤悠太さん、篠永恭平さんに開発の裏側を聞いた。
マジカパーティは、ペン型のアイテム・マジカギアでカード・マジカを削って、魔力解放(マジカイフォー)することでカードが進化するのが特徴。テレビアニメがテレビ大阪・テレビ東京系で毎週日曜午前9時半に放送中。
“マジカ”には「マジで進化」「魔法と科学」「驚き」の意味が込められている。子供向け、カードにはキャラクター、ステータスなどが描かれており、カードを削ると、新たなキャラクターのビジュアル、ステータスなどが現れる。“進化”に“マジか!”と驚かされるわけだ。カードによって削る場所が異なるなど削る楽しみにこだわった。ゲームやアニメでキャラクターが進化するのはおなじみだが、削ると、キャラクターが進化するというアナログさが新鮮に感じる。
子供もスマートフォンを持つようになるなどデジタル全盛の昨今ではあるが、「スマホゲームのようなキャラクターの進化をアナログで表現しました。アナログな“物”のよさ、体験できる楽しさを感じてほしかった」とあえてアナログな手触りを大切にした。
大人は、カードを削るなんてもったいない……とも思うかもしれないが、「子供は削るのが楽しいので、もったいないとはあまり思わないようです。削ることで思いを込められ、愛着もわきます。物を大切にしたいとも思っていただける」という。
カードゲームを始めるには、カードを集めないといけない。マジカパーティは後発ということもあり、間口を広げ、簡単に始められるようにした。
「一般的なカードゲームの難易度が10だとしたら、マジカパーティは5くらいにしています。ほかのゲームでしたら、少なくても40枚くらいのカードを用意する必要がありますが、12枚以上、20枚以下でゲームを始められます。4パックご購入いただければ、バトルができるようにしています。少ない枚数でのゲーム作りは苦労しましたが、何とかまとまりました。簡単ではありますが、奥が深いので、やり込むことができるはずです」
魔法、パーティー感などの要素を取り入れたのはマジカパーティの特徴だ。「魔法はダークなイメージもあるかもしれませんが、楽しさを押し出しています。魔法のつえからレーザービームが出るようなイメージ。芸人さんの影響で子供たちにパーティな感じは人気ですし」と流行を取り入れた。
マジカパーティは「新規コンテンツの中では好調」と子供に人気を集めつつあるという。コロナ禍で、子供の遊びも変化しているが、流行を取り入れつつ、アナログな手触りにもこだわったマジカパーティは、子供たちに新鮮に見えているのかもしれない。
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