エヴァンゲリオン:「笑えばいいと思うよ」「ポカポカする」 名ぜりふを11言語で振り返る特別映像

「エヴァンゲリオン」シリーズのカット(C)khara
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「エヴァンゲリオン」シリーズのカット(C)khara

 人気アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズの劇場版新作「シン・エヴァンゲリオン劇場版」(庵野秀明総監督)が、8月13日に動画配信サービス「Amazon Prime Video」で日本を含む240以上の国と地域で配信されることを記念した特別映像が12日、YouTubeで公開された。劇場版「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の「:序」「:破」「:Q」と「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の名ぜりふを日本語、英語、フランス語など11カ国語で振り返る映像で、シンジの「笑えばいいと思うよ」や、レイの「碇くんと一緒にいるとポカポカする」といったせりふが収録されている。

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 特別映像は、「:序」のシンジの名ぜりふの一つ「逃げちゃダメだ……逃げちゃダメだ……逃げちゃダメだ!」の日本語版から始まる。シンジの「笑えばいいと思うよ」はフランス語、カヲルの「会える時が楽しみだよ。碇シンジくん」はドイツ語バージョンが流れるなど、11カ国語に吹き替えられた名ぜりふが収められている。

 Amazon Prime Videoでは、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の「:序」「:破」「:Q」の見放題配信を実施している。8月13日から「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の新バージョンで、6月12日から劇場公開された「EVANGELION:3.0+1.01」が配信される。

 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は、3月8日の公開から21日間で興行収入が60億円、観客動員数が396万人を突破。前作「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」(2012年公開、最終興行収入約53億円)の記録を超え、興行収入、観客動員ともにシリーズ最高記録となった。5月6日には、興行収入が82億8000万円を突破。庵野さんが脚本・総監督を務めた「シン・ゴジラ」(2016年)の最終興行収入約82億5000万円を超え、庵野監督の作品で最高記録を更新した。公開から127日間で興行収入が100億円の大台を突破したことも話題となっている。

 「エヴァンゲリオン」は第3新東京市を舞台に、主人公・碇シンジたちが人型決戦兵器エヴァンゲリオンで、謎の敵“使徒”と戦う……というストーリー。テレビアニメや劇場版アニメが制作され、社会現象を巻き起こした。1995~96年にテレビシリーズ「新世紀エヴァンゲリオン」が放送され、その後、劇場版が公開された。

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