iコンタクト:「エリアの騎士」タッグ再び 「マガジン」でサッカーマンガ新連載 中村憲剛、早川史哉のコメントも

「週刊少年マガジン」第39号でスタートした「iコンタクト」
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「週刊少年マガジン」第39号でスタートした「iコンタクト」

 人気サッカーマンガ「エリアの騎士」の原作の伊賀大晃さん(樹林伸さん)、作画の月山可也さんが再びタッグを組んだ新連載「iコンタクト」が、8月25日発売の「週刊少年マガジン」(講談社)第39号でスタートした。

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 伊賀さんは「『エリアの騎士』以来のサッカーマンガを、同じコンビで週刊少年マガジンで連載するというのは、僕にとって特別な覚悟が必要な仕事でした。別の新しい魅力を持っていながらも、『エリアの騎士』のファンをがっかりさせない作品にしなくてはならないからです。僕たちの意気込みは、作品を読んでいただければ、必ず皆さんに伝わると信じています」とコメント。

 月山さんは「週マガ読者の皆様、お久しぶりです! 念願のサッカーマンガで帰ってきました! 『エリアの騎士』で散々やってきただろうと思われるかもしれませんが、キャラやプレースタイルも変われば、サッカーも全然別物になっていくので! 僕たちも楽しんで描いているので、皆さんも楽しんでもらえたらうれしいです!」と話している。

 「iコンタクト」は、オンラインサッカーゲームの謎の有名天才ゲーマーが、万年補欠の中学3年生のサッカー少年・櫻坂獅子に秘められた才能を見抜く……というストーリー。同号では伊賀さんと月山さんのサイン入り色紙をプレゼントするキャンペーンを実施しているほか、サッカー元日本代表のサッカー元日本代表の中村憲剛さん、アルビレックス新潟の早川史哉選手がコメントを寄せた。

 ◇中村憲剛さんのコメント

 前作にして名作だった「エリアの騎士」。そこから次は「リアルスポーツとeスポーツを掛け合わせ」たサッカーマンガということで、この切り口はいまだかつて見たことのない、eスポーツがここまで認知され、普及が広がった今の時代だからこそのサッカーマンガだと思います。

 個人的な感覚で言えば、サッカーゲームで培った創造性は実際のプレーにもとても役立つと思ってますし、自分の頭の中の理想のプレーを表現するトレーニングにもなっています。40歳までプレーすることができる要因にもなった自分のサッカーのベースでもある「頭を使い、考えてプレーする」ことは現実のトレーニングと同じくらいにサッカーゲームでも培われました。現実に自分のプレーにも反映された部分はありましたし、ゲームでもサッカー脳を養うことが可能だと思っています。

 実際に僕も学生時代からずっとサッカーゲームをプレーしていますが、協力してプレーする味方のサッカー感などが見え、それがピッチ上でのイメージの共有に役立つことが多々ありました。「iコンタクト」がリアルスポーツとeスポーツのさらなる発展を支えると思いますし、本作自体がどのような展開になっていくかとても楽しみです!!

 ◇早川史哉選手のコメント

 自分が子どもの頃、サッカーゲームで膨らませたアイデアを、リアルな世界でプレーしようと走り続けた。ピッチでうまくできたことを、サッカーゲームでやってみようとコントローラーを握り続けた。そんな原体験を思い出させてくれた「iコンタクト」。

 そして、現在。あの頃よりもゲームは大きく進化して、よりリアリティーを持ってサッカーをコントロールできる。今や、リアルスポーツとeスポーツの境界線は曖昧なになっているのではないか。リアルとオンラインの相乗効果は、自分の原体験を優に超えているとさえ感じている。

 だから、主人公は「サッカーが好き」だという信念を前提にして、リアルでもオンラインでも、のびのびと、そして全力で戦っている。リアルスポーツは体をぶつけ合う喜びが、eスポーツは思考を試し合う喜びがあり、どちらもつながりを感じられることが最大の魅力だ。つながり合って成長していく「iコンタクト」から目が離せない。

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