女優の芦田愛菜さんが8月27日、東京都内で行われた劇場版アニメ「岬のマヨイガ」(川面真也監督)の初日舞台あいさつに登場した。“家族”をテーマにした今作にちなんで、主人公・ユイの声優を務めている芦田さんは、「いつもそばにいてくれて支えてくれて、一緒にいるとすごく安心できる、ほっとできる、そんな存在ですね」と家族について回答。さらに「家族の存在にはすごく感謝しているし、家族が応援してくれるから私も新しいことに挑戦しようという気持ちになれたりします」と感謝の気持ちも明かしていた。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
本作に登場するさまざまな妖怪“ふしぎっと”の中でどの妖怪が好きかと聞かれた芦田さんはと、「やっぱり河童(かっぱ)ですかね。映画の中で、人間味のある感じで描かれていて、すごく可愛くて……」と好みを告白。「一緒に“川遊び”できたら楽しいだろうなと思います」と願望を語っていた。
また、公開初日を迎え、芦田さんは「この映画をいよいよお届けることができてとてもうれしいです」と感慨深い表情で公開の喜びを表現。「『マヨイガ』は岩手県の伝承で、訪れた人をもてなしてくれる不思議な家。そんなマヨイガがみなさんに、ささやかな幸せを届けてくれたらいいなと思います」と語っていた。舞台あいさつには女優の大竹しのぶさん、子役の粟野咲莉ちゃん、川面監督も出席した。
「岬のマヨイガ」は、2016年に野間児童文芸賞を受賞した柏葉幸子さんの小説が原作。居場所を失った17歳の少女が、海の見える不思議な古民家・マヨイガにたどり着き、血のつながりがない新しい家族たちと共同生活を送る姿が描かれる。「若おかみは小学生!」などの吉田玲子さんが脚本を手掛け、「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズなどのdavid productionが製作する。
フジテレビがアニプレックス、イオンエンターテイメントなどパートナー各社と取り組むアニメプロジェクト「ずっとおうえん。プロジェクト 2011+10…」の一環で製作。東日本大震災から10年の節目となる2021年に、同作を含め岩手県、宮城県、福島県をそれぞれ舞台とするアニメを製作する。
鈴木亮平さん主演の連続ドラマの劇場版「TOKYO MER~走る緊急救命室~」の続編(2025年公開)の詳細が11月7日、明らかになった。続編では沖縄・鹿児島にまたがる広大な海が舞…
予期せぬ失恋に落ち込む女子大生とゲーマー男子高校生の恋模様を描き、テレビアニメ化もされた人気マンガ「山田くんとLv999の恋をする」が、人気グループ「HiHi Jets」の作間龍…