半沢直樹:福澤克雄監督、続編に意欲十分 「半沢が頭取になるくらいまで」

「東京ドラマアウォード2021」の授賞式に登壇した福澤克雄監督
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「東京ドラマアウォード2021」の授賞式に登壇した福澤克雄監督

 2020年7月期に放送された堺雅人さん主演の人気ドラマ「半沢直樹」(TBS系)の続編が、優れたテレビドラマを表彰する「東京ドラマアウォード2021」で優秀賞を受賞。福澤克雄監督が10月27日に東京都内で開かれた授賞式に登壇した。福澤監督は「半沢直樹が頭取になるくらいまでやってみたいなと思っています。今は(実写化する)原作がありませんが、続けられるなら続けていきたいなと思っています」と続編に意欲を見せた。

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 ドラマは、池井戸潤さんの「半沢直樹」シリーズが原作で、2013年に放送された前シリーズから約7年ぶりとなった続編。東京中央銀行の銀行マン・半沢(堺さん)が、銀行内外に現れる敵と戦う様子が描かれた。全10話の期間平均視聴率は24.7%で、令和に放送された連続ドラマの中で1位という結果を残した。

 福澤監督は「(続編まで)7年間かかりました。(決めぜりふの)『倍返し』なんて死語になっていて、恥ずかしくなりそうだった」と続編の企画スタート時を回顧。撮影について、「コロナのまっただ中で、役者さんに“接近戦”をお願いしたので、毎回お医者さんや看護師さんに来ていただいて完璧な感染対策の中でやらせていただきました。ドタバタのような感じで。ほとんど本番、テストなしでやりました」と振り返っていた。

 「東京ドラマアウォード」は、「世界に見せたい日本のドラマ」をコンセプトに、「作品の質」「市場性」「商業性」にスポットを当て、優れたテレビドラマを表彰する賞で、今年で14回目。2020年7月~2021年6月に放送されたドラマが対象に審査され、作品賞「連続ドラマ部門」のグランプリに、2021年1月期放送の「俺の家の話」(TBS系)が選出。主演男優賞には2020年前期のNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」の窪田正孝さん、主演女優賞には2021年1月期放送の「天国と地獄~サイコな2人~」(TBS系)の綾瀬はるかさんが輝いた。

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