女優の清原果耶さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の最終回が10月29日に放送され、平均視聴率(世帯)は16.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)だったことが11月1日、分かった。
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また初回から最終回まで、全120話の期間平均視聴率は16.3%だった。同作は、2021年5月17日にスタート。初回視聴率は19.2%で、番組最高の数字となった。
最終回では、永浦家では、未知(蒔田彩珠さん)の大学合格をお祝いするため、幼なじみたちが集まっていた。そこで百音(清原さん)は、あの日以来、“封印”されてきたサックスケースを開けようと決意する。そして2月。百音、未知、新次(浅野忠信さん)たちに見送られ、亮(永瀬廉さん)は海へ。そして、耕治(内野聖陽さん)と龍己(藤竜也さん)も海へ、それぞれの道を歩み始める。
最後は百音と菅波(坂口健太郎さん)の“2年半ぶり”の再会が描かれ、百音の「いいんですか?」との問いに菅波が「いいと思いますよ。もう」と応え、2人は抱擁。そこで百音は「先生、本当にお疲れさまでした」と“ねぎらいの言葉”をかける。
そして百音の「雨が降ります」との言葉を合図に、2人はしっかりと手をつないで歩き出す……という展開だった。
SNSでは「終わってしまった…」「2人が幸せそうで、満足です」「最後は菅波先生とぎゅーってして手をつないで終わる、最高でした」「だめだすでにロス…」「号泣」「こんな素晴らしい作品を、半年間見せていただきありがとうございました」「とてもとても大切なドラマになりました」といった感想が次々と書き込まれた。
「おかえりモネ」は、「透明なゆりかご」(NHK、2018年)、「きのう何食べた?」(テレビ東京系、2019年)の脚本家・安達奈緒子さんによるオリジナル作品。宮城県気仙沼生まれのヒロインが、同県の登米(とめ)で青春を過ごす中で、気象予報士の資格を取り上京。民間の気象会社に就職し、天気予報にまつわるさまざまな経験を積み、そこで得た経験をもとに故郷に戻って、人々に貢献する物語だ。
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