映画興行成績：劇場版SAO「プログレッシブ」が初登場首位　2位「老後の資金がありません！」、3位「そして、バトンは渡された」

　11月1日に発表された10月30、31日の映画観客動員ランキング（興行通信社調べ）によると、川原礫（れき）さんの人気ライトノベル「ソードアート・オンライン（SAO）」シリーズの「ソードアート・オンライン プログレッシブ」が原作の新作劇場版アニメ「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア」（河野亜矢子監督）が、初登場で首位を獲得した。土日の2日間で、約22万5000人を動員し、興行収入は約3億4900万円を記録した。

ウナギノボリ

10年前の朝ドラ「花子とアン」　当時の吉高由里子インタビュー

　首位を獲得した「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア」は、IMAX版のほか、ドルビーアトモス、個々のシアターに合わせて音響を調整した「フルダイブサウンド」上映、日本映画初となるIMAX 12chサウンド上映とさまざまな音響設備での上映が実施され、スクリーンアベレージは他作品を大きく上回る約150万円という高稼働のスタートとなった。

　初登場作品では、女優の天海祐希さん主演の「老後の資金がありません！」（前田哲監督）が2位にランクイン。土日2日間で約12万人を動員し、興行収入は約1億4900万円を記録した。ほかにも、女優の永野芽郁さん主演の「そして、バトンは渡された」（前田監督）が土日2日間で動員約11万7000人、興行収入約1億5800万円を記録し、3位に登場した。10月29日の公開から3日間の累計では動員が16万人、興行収入が2億円を突破している。

　累計では、6位の「燃えよ剣」（原田眞人監督）が興行収入8億円を突破した。7位の「007／ノー・タイム・トゥ・ダイ」（キャリー・フクナガ監督）は動員157万人、興行収入22億円、8位の「マスカレード・ナイト」（鈴木雅之監督）が動員254万人、興行収入34億円にそれぞれ達している。

　1位　劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア
　2位　老後の資金がありません！
　3位　そして、バトンは渡された
　4位　映画トロピカル～ジュ！プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪！
　5位　宇宙の法 －エローヒム編－
　6位　燃えよ剣
　7位　007／ノー・タイム・トゥ・ダイ
　8位　マスカレード・ナイト
　9位　CUBE 一度入ったら、最後
　10位　DUNE／デューン 砂の惑星