ミュージシャンの細野晴臣さんが11月11日、大阪市内で開催された、デビュー50周年記念展「細野観光1969-2021」のプレス内覧会に参加。50年以上のキャリアで、苦悩した時期を聞かれた細野さんは、「YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)の時はすごく忙しかった。マスメディアにもいっぱい、出ざるを得なくて」と振り返っていた。
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続けて「YMOは最初、匿名性を前に出して機能的にやろうと思っていたんです」と明かし、「キャラが一人一人スポットライトが当たって、逃げられなくなった感じかな。街を歩けなくなって、そういうのは大変でした」と回顧。「でも良い経験でした」と笑顔で語っていた。
「細野観光1969-2021」は、2019年に東京で開催された記念展の大阪版。細野さんがデビューした1969~2021年までの50数年の軌跡を、五つの年代に区切って紹介。ビジュアル年表を中心に、音楽、写真、映像、ギターや世界各地の楽器コレクション、音楽ノート、本のコレクションを展示している。グランフロント大阪(大阪市北区)で11月12日~12月7日まで開催。
ずらりと並んだコレクションたちを前に、細野さんは「本当にあきれますよ。脳内をさらけ出していて、恥ずかしいですよ」と照れていた。内覧会には、アンバサダーを務めるゆりやんレトリィバァさんも登場した。