カムカムエヴリバディ:「夢を見てしまいました」 安子が稔に別れを切り出す 「切なかった。心震えた」と視聴者が涙

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第12回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第12回の一場面 (C)NHK

 上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)第12回が11月16日に放送。安子(上白石さん)が稔(松村北斗さん)に別れを切り出し、視聴者の涙を誘った。

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 第12回では、雉真(きじま)家に配達に来た安子は、美都里(YOUさん)から「二度と稔に近づくな」と厳しい言葉を浴びせられる。注文の品も受け取ってもらえず、代金だけを押しつけられる始末。そんな美都里の屈辱的な態度を知った稔は、千吉(段田安則さん)と美都里の前で強く怒りをあらわにし、安子とは将来を見据えた真剣な交際をしているのだと訴える。一方、安子は自分の立場を考え、稔のことを忘れようとする……。

 後日、安子に謝りに行った稔は「時間はかかるかもしれんけど、戦争が終わったら、大学を卒業したら、きっと……」と声をかける。しかし、安子は「ありがとうございます、うれしいです。じゃけど、間違うとったんです、最初から。分かっとったはずじゃのに、夢を見てしまいました。長うて甘え夢を見続けてしまいました。ラジオの講座がのうなったら、覚えた英語忘れてしもうた。稔さんのことも、きっと忘れられます」と自分の気持ちを偽って、稔からもらった英語の辞書を突き返してしまう。

 安子から切り出した別れの言葉に、SNSでは「安子ちゃんと稔さん、これからどうなるんでしょう」「別れを告げる安子ちゃん……切なかった。心震えた」「(別れのセリフが)安子からということがほんまに切ない」「安子ちゃんは稔さんのことをちゃんと思って覚悟を決めた一言を……」「やっと会えたのに、こんなに悲しい別れになるとは」といった反応があった。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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