交響詩篇エウレカセブン　ハイエボリューション：完結作「EUREKA」　玉盛順一朗デザインの新月光号公開　宮野真守、下野紘も出演

　人気アニメ「交響詩篇エウレカセブン」の劇場版アニメの完結編となる第3作「EUREKA／交響詩篇エウレカセブン　ハイエボリューション」に登場する新月光号のデザインが公開された。新月光号は、玉盛順一朗さんがデザインを担当。グリーンアース軍の空船で、船体の下にゴンドラ状のブリッジがぶら下がる独特の構造が特徴で、ノーズコーンとブースターによって大気圏離脱もできる。デューイを追うホランドのためゲッコーステイトのメンバーが用意した。

ウナギノボリ

解説：新たな“最高峰”を目指したガンプラ　45周年のこだわりとは

　「EUREKA」に宮野真守さん、水沢史絵さん、チョーさん、佐々木敏さん、下野紘さん、豊口めぐみさんが出演していることも発表された。宮野さんはゲッコーステイトのメンバーで、新月光号の操舵（そうだ）担当のムーンドギー、水沢さんは、新月光号の通信担当のギジェット、チョーさんはグリーンアース軍 高度情報技術局装備開発本部に所属する大尉のウォズ・ニアック、佐々木さんは「エウレカセブンAO」にも登場した日本陸軍の軍人のエンドウをそれぞれ演じる。

　下野さんはゲーム「エウレカセブン　TR1：NEW WAVE」「エウレカセブン NEW VISION」の主人公のサムナ・スタージョン役、豊口さんは「エウレカセブン　TR1：NEW WAVE」「エウレカセブン NEW VISION」のもう一人の主人公のルリ・フレイム役として出演する。

　宮野さんは「ついに『エウレカセブン』シリーズが完結ということで、本当に感慨深いです。熱いものが込み上げます……。僕が、若かりし頃に出会ったこの作品、そして、ムーンドギー。声優としても駆け出しで、ほんとに全然まだまだ青くて。そんな時に、ムーンドギーには、演じるキャラクターの幅や、役者としての度胸や、これからの声優人生で大切なものを、たくさんたくさんもらいました。心から感謝です。シリーズが完結しても、作品とムーンドギーへの愛を、これからも大事に大事に、抱いていきたいと思います！」とコメント。

　下野さんは「ゲームの主人公として登場したサムナを、まさか発売から15年以上たって、しかも成長した姿を演じられるとは思っていなかったので、本作出演の話を聞いた時はビックリしました！　サムナとしては最初で最後のアニメ出演……。感慨深くも思いっきり演じさせていただきました。ぜひともご覧ください」と話している。

　「エウレカセブン」は、英雄だった父・アドロックを失ったレントンの前に、LFO（巨大人型ロボットの総称）のニルヴァーシュと反政府組織ゲッコーステイトの少女エウレカが現れ、戦いに巻き込まれていく……というストーリー。テレビアニメ「交響詩篇エウレカセブン」が2005～06年に放送された。

　「ハイエボリューション」シリーズの第1作「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1」が2017年9月、第2作「ANEMONE／交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」が2018年11月に公開された。第3作「EUREKA／交響詩篇エウレカセブン　ハイエボリューション」が11月26日に公開された。