新海誠監督:3年ぶり新作「すずめの戸締まり」2022年秋公開 舞台は廃虚 少女の“戸締まり”ロードムービー

新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」のビジュアル(C)2022 「すずめの戸締まり」製作委員会
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新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」のビジュアル(C)2022 「すずめの戸締まり」製作委員会

 大ヒットした劇場版アニメ「君の名は。」(2016年)、「天気の子」(2019年)で知られる新海誠監督の約3年ぶりとなる新作劇場版アニメが制作されることが12月15日、明らかになった。タイトルは「すずめの戸締まり」で、2022年秋に公開される。日本各地の廃虚を舞台に災いのもととなる“扉”を閉めていく少女・鈴芽(すずめ)の解放と成長を描くロードムービーとなる。廃虚のような場所を背景に白い扉が描かれたビジュアルも公開された。同日、帝国ホテル(東京都千代田区)で行われた会見で発表された。

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 新作は、「君の名は。」「天気の子」にも参加した田中将賀さんがキャラクターデザインを担当し、「星を追う子ども」「言の葉の庭」「君の名は。」と新海監督作品を多く手がけてきた土屋堅一さんが作画監督を務める。「君の名は。」「秒速5センチメートル」などの丹治匠さんが背景美術を担当する。

 ヒロインの少女・鈴芽(すずめ)は、九州の静かな町で暮らす17歳。すずめは「扉を探しているんだ」という旅に青年に出会う。彼の後を追うすずめが山中の廃虚で見つけたのは、古ぼけた扉だった。日本各地で次々と扉が開き始め、その向こう側から災いが訪れる。開いた扉を閉めるすずめの“戸締まりの旅”が始まる……という展開。

 会見には「君の名は。」のヒロイン・宮水三葉役の上白石萌音さん、「天気の子」のヒロイン・天野陽菜役の森七菜さんも登場した。

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