モデルや女優として活躍する桃月なしこさんが、人気アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(あの花)」の舞台版で、安城鳴子(あなる)を演じることが分かった。制服姿の桃月さんのビジュアルも公開された。
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桃月さんは「テレビアニメ放送時から家族で大号泣しながら見ていた大好きな作品だったので、まさか自分がそんな作品に携われると思っておらず、驚きました。それ以上に私の親がまず喜んでいて……(笑い)。叔母やいとこを誘って絶対に見に行くね!と言ってくれました。私が演じる安城鳴子(あなる)は見た目は派手なギャルだけど、実は高校デビューで、中身は昔とそれほど変わっておらず、家にはゲームやマンガがあり、さらに意外ときちょうめんな性格ということもあって、自分と似てる部分が多いため、『あの花』だったら絶対にあなる役をやりたい!と思っていたので、決まってすごくうれしいです」とコメント。
「あの花10周年という記念すべき年に安城鳴子を演じさせてもらうことになり、光栄な気持ちとプレッシャーが半々です。原作ファンが多い作品だということも理解しているので、原作ファンにも楽しんでもらえるように、安城鳴子というキャラクターのイメージを損なわないよう、大切に一つ一つの公演を演じていきたいと思います」と意気込んでいる。
舞台は、鳥越裕貴さんが宿海仁太(じんたん)、市川美織さんが本間芽衣子(めんま)を演じる。2022年2月2~6日にあうるすぽっと(東京都豊島区)で上演される。
「あの花」は、幼い頃に仲よしだった少年少女“超平和バスターズ”の葛藤を描いた。長井龍雪さんが監督を務め、岡田麿里さんが脚本、田中将賀さんがキャラクターデザイン、総作画監督を担当。2011年にフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送された。劇場版アニメが2013年に公開され、2015年には実写ドラマ化もされた。
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