カムカムエヴリバディ:千吉さんは最期まで… SNSでさまざまな声「安子とるいちゃんのことを」

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第39回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第39回の一場面 (C)NHK

 上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)第39回が12月23日に放送された。

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 第39回では、成長したるい(深津絵里さん)は、雉真(きじま)家を出て一人で生活を始めたいと岡山を離れることに。向かったのは大都会・大阪。見たこともないほど華やかな建物や街の人々の様子を見て、胸をときめかせるるいだったが、道でぶつかりそうになった自転車をよけたところ、仕事の面接のためにせっかく新調したワンピースを汚してしまう。責任を感じた自転車の持ち主・竹村平助(村田雄浩さん)は、経営するクリーニング店にるいを連れていく……という展開だった。

 同回では、千吉(段田安則さん)の最期も描かれた。病床に伏す千吉は、勇に「これからますます暮らしぶりが変わって需要が少のうなっても、足袋ゃあ作り続けてくれ」と会社を託す。続けて「心残りゃあ、るいのことじゃ。あねん明るかった子が、声う出して笑うことものうなって……。わしが安子さんに、るいと引き離すようなこと言わなんだら、こねえなことにゃあ……」と語ると、「程なくして千吉は息を引き取りました」とナレーションが流れた。

 SNSでは「千吉さんも自分の発言思うところあったんだな」「やっぱ安子とるいちゃんのことを……」「死ぬ間際まで安子とるいのことを考えてくれてましたね……」「千吉さんもつらかっただろう」「千吉さん、お疲れ様でした」とさまざまな声が溢れていた。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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