小芝風花:芸能生活10年は「心のバランス取りづらかった」 今年の抱負は「楽」

晴れ着姿でインタビューに応じた小芝風花さん
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晴れ着姿でインタビューに応じた小芝風花さん

 2021年に芸能活動10周年を迎えた女優の小芝風花さん(24)が、晴れ着姿でインタビューに応じた。2011年に「ガールズオーディション2011」でグランプリを受賞し、芸能活動をスタートした小芝さんは、2014年に映画「魔女の宅急便」(清水崇監督)の主演に大抜てきされ、ブルーリボン賞新人賞を受賞。その後、数々の連続ドラマの主演も務めた。この10年について「心のバランスが取りづらかった」と振り返る小芝さんに、11年目を迎えた心境、2022年の抱負について聞いた。

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 小芝さんは、これまでの10年について「急激に何かが変わるということはありませんでしたが、楽しかったこと以外にも、苦しかったこと、大変なことがありました」と振り返る。苦しかったことについては、周囲と比べられ、「自分が焦ってしまって。焦ったところでどうすることもできないのですが、気持ちだけが前に行ってしまって、心のバランスが取りづらかった」と告白しつつ、「周りと比べても私は私でしかない。自分のペースで一歩ずつ進んでいくしかない」と気持ちを切り替えた。

 この経験を踏まえたからこそ、「今があると思います。無駄なことなんてなかったです。この先、どんな試練があっても、この経験が自分にとってプラスになると思っています。自分を信じて頑張れる」と胸を張っていた。

 人気グループ「Sexy Zone」の中島健人さんと共にダブル主演を務め、2021年7月期に放送された連続ドラマ「彼女はキレイだった」(カンテレ・フジテレビ系)では、本格的なラブストーリーで初ヒロインを演じ話題になった。再び、ラブストーリーに挑戦したいか質問すると「すごく楽しかったのですが、同じような作品にしたくない。もっと自分の中で経験を積んだり、得るものがないと……。2022年に(同じような役を)演じるには、ちょっと早いかも(笑い)。大人っぽい恋愛ドラマとか、作風が違ったら挑戦してみたいと思います」と答え、笑顔を見せた。

 小芝さんは、2022年に挑戦してみたい役について「怖い役(笑い)」と話し、「今まで明るい“陽”の役が多かったので、人間のドロッとした“陰”の部分がある役をやってみたい」と語った。

 今年の抱負を漢字1文字で表現してもらうと「楽」と挙げた。「1年を楽しかったと思えるようにしたいと思います。気負いすぎたり、周りの目を気にして小さくなってしまうところがあったので、もうちょっと“楽”に物事を考えられるようにしたい」と話し、満面の笑みを見せた。

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