菊地姫奈:「ミスマガ」卒業で22年は次のステップへ 進化を続ける17歳「大人っぽくなったねって言ってもらえたら」

次のステップへと向かう菊地姫奈さん
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次のステップへと向かう菊地姫奈さん

 「ミスマガジン2020」でミス週刊少年マガジンに選ばれ、注目を集めた菊地姫奈さん。2021年は、待望のファースト写真集「はばたき」(講談社)の発売や、太陽ホールディングス「宇宙少女デビュー」編で初のテレビCM出演を果たすなど、新しい挑戦を重ね、本人も「毎日充実していたのかなと思います」と振り返る。すでに「ミスマガジン2020」としての活動も終え、2022年は、1月14日にスタートする波瑠さん主演の連続ドラマ「愛しい嘘~優しい闇~」(テレビ朝日系、金曜午後11時15分)にレギュラー出演と、次のステップへと向かう菊地さんに話を聞いた。

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 ◇変化には自覚的 「素の自分を見せることできるようになりました」

 2020年秋、弱冠15歳でミス週刊少年マガジンに選ばれ、以降グラビアを中心に活動を続けてきた菊地さん。約2年の月日がたち、年齢も17歳となった。まだまだ笑顔にあどけなさはあるものの、「顔とかだいぶ変わってきたと思います」と変化には自覚的だ。

 「周りからも『(顔が)シュッとしたね』と言われるのですが、体重的にはそんな変わっていなくって(笑い)、ただ子供っぽい顔立ちから大人っぽい女性らしい顔になってきているのかなとは感じています。初めてグラビアをやったのが15歳で、今17歳。ファンの方にも『前より大人っぽくなったね』って言ってもらえるとうれしいです」

 また菊地さんは、外見以外に性格や仕事面でも「だいぶ変わってきた」という。

 「前より発言できるようになったというか。以前はずっと受け身で、それこそ『ミスマガ』にエントリーしたときも本当に静かでおとなしかったと思うのですが、卒業するぐらいには『一番はっちゃけている』と言われるぐらい、素の自分を見せることできるようになりました」

 そんな菊地さんは、現在の自身の性格を「結構はっきり言うタイプで、内気ではないです」と分析。

 「静かでふわふわとしている女の子と思われがちなのですが、気は強い方だと思います。受け身ばかりでは、やっぱり成長できないと思いますし、自分の意見を持つことも大切だなっていうのを段々気付けて。これからも少しずつでもいいので、本当の自分を出していけたら」と意気込む。

 ◇役を演じるって「本当に奥が深い」 大切にしているものは「共感性」

 思い描く次のステップは女優として活躍すること。

 「演技のお仕事を今はすごく頑張りたいと思っていて、最近、少しずつ演技のお仕事もいただけるようになってきたので、一つ一つ丁寧にこなして、次につなげていけたら」

 レギュラー出演する「愛しい嘘~優しい闇~」では、主人公の元同級生で、東京で弁護士として働くクールビューティー・本田玲子(本仮屋ユイカさん)の中学時代を演じることが決まっている。オーディションで勝ち取った、今までになかった優等生タイプの役だ。

 「クラスメートとかをちょっと引きで見ている、落ち着いた感じの子。精神年齢が周りよりも上でしっかりしている。すごく盛り上がっているときも、どこか冷静で、かといって目に見えて静かだったりもしないので、そこのさじ加減と、あとは中学生の役なので、少し幼さのある感じも意識して役に取り組んでいます」

 改めて「役を演じるって本当に奥が深いし、正解のないもの」と感じているという菊地さんは、大切にしているものの一つに「共感性」を挙げる。

 「他の人の演技を見たり、いろいろと教えてもらったりしてきた中で、『演じるっていうのは、その役の一番の共感者にならなきゃいけない』という言葉がすごく印象に残っていて。そこからは、こういうことを考えたからこういう行動をしたんだって役からくみ取れるようになってきたのですが、まだなりきれない部分とか、どうしても共感しづらいときもあるので、やっぱり演技って難しいと思います」と語った。

 ◇憧れの女優は? “可愛らしい声”を生かした仕事にも意欲

 それこそ、初めて演技をしたときは「言葉を発することが精いっぱい。動きながらしゃべることができなかった」という菊地さんは、現在進行形で進化を続ける17歳。

 憧れの女優の一人に「富田望生さん」の名前を挙げる。

「『宇宙を駆けるよだか』の富田さんの演技がすごく印象に残っていて。他人と中身が入れ替わる役で、中の人の心情によって表情とをコロコロ変えていかなきゃいけないのに、本当にその人が憑依(ひょうい)したようになりきれるのがすごいすてきだなって。あと涙の流し方がすごくきれいで、その涙を見て、こっちまで泣けるみたいな。ああいう、きれいで丁寧な演技を自分もできたらなって思っています」

 グラビアや女優業以外では、チャームポイントである可愛らしい声を生かした仕事も「やっていけたらなって思っています」と明かす。

さらには「2021年は新しいことにたくさん挑戦させていただいた年でもあるので、2022年はその新しく触れた部分をもっと勉強して、成長させていけるように頑張りたいなと思っています」と誓った。

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