ミステリと言う勿れ:遠藤憲一の熱演に視聴者「思わず涙」 菅田将暉と「民王」コンビの“演技合戦”にも「見応えあった」(ネタバレあり)

連続ドラマ「ミステリと言う勿れ」第1話のワンシーン(C)フジテレビ
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連続ドラマ「ミステリと言う勿れ」第1話のワンシーン(C)フジテレビ

 俳優の菅田将暉さん主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「ミステリと言う勿(なか)れ」(月曜午後9時)第1話が1月10日に90分スペシャルで放送された。遠藤憲一さんが警部補・薮鑑造を熱演し、「遠藤憲一さんの演技は泣けた」「すごく引き込まれた」「思わず涙」と視聴者の心を揺さぶった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 ドラマは、田村由美さんの同名人気ミステリーマンガ(小学館)が原作。社会で当たり前とされていることに疑問を持ち、膨大な知識を基に持論を展開していく主人公・久能整(菅田さん)の姿を描く。

 第1話では、整が身に覚えのない殺人事件で容疑者となり、警察署で連日、薮たちから取り調べを受けることに。被害者となった寒河江健(藤枝喜輝さん)は整の同級生だった。

 取り調べでは、死亡時刻近くに整と寒河江が争う姿を見たという目撃者の証言や、凶器となったナイフから整の指紋が検出されたという証拠が上がる。しかし、整は理路整然と無実を訴え、事件についての矛盾や不可解な点を追究していく。

 その結果、整は、目撃者、そして真犯人が薮だという結論にたどり着く。薮はかつて、ひき逃げ事件によって妻と子供を亡くしたが、犯人は見つかっていなかった。独自に捜査を進め、犯人を寒河江だと考えていた薮は復讐(ふくしゅう)のために彼を殺害し、整に罪をかぶせようとしていた。しかし、本当のひき逃げ犯はまた別の人物だと判明し……と展開した。

 劇中では、「復讐は楽しかったですか?」などと言い放つ整に薮が逆上したり、寒河江が真犯人ではなかったと知った薮が、ぼうぜんと一筋の涙をこぼすシーンが描かれ、SNSでは「遠藤憲一さんの涙のタイミング神すぎた」「演技が素晴らしかったです」と称賛の声が相次いだ。

 また、遠藤さんと菅田さんは2015年7月期に放送された連続ドラマ「民王」(テレビ朝日系)で魂が入れ替わる親子役を好演。今作では「菅田将暉も遠藤憲一も演技すごい」「見応えあった」「長尺無音でのお芝居が圧巻だった」と、2人の“演技合戦”が視聴者を魅了した。

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