竹達彩奈：「DEEMO」アニメ化に「夢みたい」　「アリスが年相応な可愛らしいキャラになって」

　人気声優の竹達彩奈さんが1月25日、新宿バルト9（東京都新宿区）で行われた劇場版アニメ「DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、今も響く-」（藤咲淳一総監督、2月25日公開）の完成披露試写会に出席。原作のスマートフォン用音楽ゲームからアリス役を続投した竹達さんは「まさか劇場版になるなんて、本当に夢みたいなことが現実に起きて！」と喜んだ。

　また、竹達さんは「ゲームの中だとアリスしかしゃべらない世界になっているので、ずっと一人でしゃべっているだけなんです」と振り返りつつ、「結構ひとりぼっちの世界観が強かったのですが、今回アニメになって、さまざまな新たなキャラクターたちに命が吹き込まれて、すごくにぎやかな世界になったなと感じました。（ほかの）キャラクターたちによって、アリスが年相応な可愛らしいキャラになって、すごく新鮮な気持ちで演じることができました」と話した。

　最後に「ゲームとはまた違った新たな世界をスタッフ、キャスト一同愛を込めて作った作品になっています。愛がぎゅっと詰まった作品になっていますので、ステキな時間を過ごしていただると幸いです」と呼びかけた。

　「DEEMO サクラノオト」は、全世界累計2800万ダウンロードを突破したスマートフォン用音楽ゲーム「DEEMO」が原作。城で独りピアノを奏でる謎の存在のDeemo、空から舞い降りた記憶を失った少女・アリス、城の不思議な住人たち、ピアノの音色で成長する木の、優しく、はかなく切ない愛の物語を描く。

　完成披露試写会には、竹達さんのほか、仮面の少女役の「日向坂46」の丹生明里さん、ミライ役の濱田岳さん、くるみ割り人形役のイッセー尾形さん、ハンス役の松下洸平さん、藤咲総監督、松下周平監督も登場した。