女優の大島優子さんが、田中圭さん主演の映画「女子高生に殺されたい」(城定秀夫監督、4月1日公開)に出演することが1月27日、明らかになった。田中さん扮(ふん)する高校教師の主人公の過去を知る元恋人で、臨床心理士の深川五月を演じる。併せて公開された特報映像では、不穏な空気が漂うカットとともに、春人が「僕は殺されるために、この学校に赴任してきた」と語っている。
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映画は、古屋兎丸さんの画業20周年記念作品として発表された同名マンガ(新潮社)が原作。女子高生に殺されたいがために高校教師になった東山春人(田中さん)を主人公に、9年間に及ぶ“自分殺害計画”を描く。
大島さんは「古屋兎丸先生が原作で書かれている希死念慮(死にたいという気持ち)という言葉に、人ごとではない感覚で本(原作)を読み進めていきました。城定監督の脚本と演出で、よりスピーディーに、生身の人間だからこそ映し出すことのできる生と死と性を、もろく身近なものとして描いています」とコメントした。
特報映像は、34歳の日本史教師・春人による始業式での着任あいさつから始まる。女子生徒らは端正なルックスに色めき立ち、春人はたちまち人気者に。しかし、真帆(南沙良さん)、あおい(河合優実さん)、京子(莉子さん)、愛佳(茅島みずきさん)の女子生徒4人の輪の中で、突然「殺されたい」という春人の心の声が。五月(大島さん)や、真帆に一途な恋心を抱く同級生の雪生(細田佳央太さん)の姿も映し出される。
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