だれかに話したくなる山本周五郎日替わりドラマ:第2弾スタート 山本周五郎の短編小説を朗読を交えながらドラマ化 梶裕貴も参加

「だれかに話したくなる山本周五郎日替わりドラマ2」第1回「鳥刺しおくめ」場面カット (C)NHK
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「だれかに話したくなる山本周五郎日替わりドラマ2」第1回「鳥刺しおくめ」場面カット (C)NHK

 山本周五郎の短編小説が原作のオムニバスドラマ「だれかに話したくなる山本周五郎日替わりドラマ」(NHK・BSプレミア)の第2シリーズが2月3日からスタートする。前回と同様、短編時代小説の名手としても知られる山本周五郎の作品を、朗読を交えながらドラマ化。もがきながらも懸命に生きる人々を描いた、笑って泣けて心温まるストーリーが30分の間で展開し、朗読は声優の梶裕貴さんが務める。

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 約1年ぶりの放送となる第2シリーズは、「鳥刺しおくめ」「暗がりの乙松」「人情武士道」「牡丹花譜・前編」「牡丹花譜・後編」「ゆうれい貸屋」「半化け又平」「松の花」「酔いどれ次郎八・前編」「酔いどれ次郎八・後編」の全10回シリーズ。

 第1回「鳥刺しおくめ」は、2016年度後期の連続テレビ小説(朝ドラ)「べっぴんさん」でヒロイン・すみれ(芳根京子さん)の娘・さくらを演じ、注目を集めた井頭愛海(いがしら・まなみ)さんがメインキャストとして出演する。

 足軽の娘・おくめ(井頭さん)は、病弱な父のため、鳥を捕まえてわずかな稼ぎを得る日々を送っていた。ある日、おくめは、家老・池田三左衛門から逃げた文鳥を探してほしいと頼まれ、見事にこれを捕まえる。早速、文鳥を届けに行くおくめは、三左衛門から「殿様の子と称する若者が現れた。お家の一大事だ」と聞かされる。不審に思ったおくめは、策をめぐらせるのだった……。2月3日午後7時に放送される。

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