ミステリと言う勿れ:“ライカ”門脇麦が初登場! アウレリウス「自省録」で会話 ページ繰る整に「まじスゲー」

「ミステリと言う勿れ」第5話の一場面 (C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン
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「ミステリと言う勿れ」第5話の一場面 (C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン

 俳優の菅田将暉さん主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「ミステリと言う勿(なか)れ」(月曜午後9時)第5話が2月7日に放送され、門脇麦さん演じる謎の女性・ライカが初登場。ある暗号を使って久能整(菅田さん)と会話する姿に注目が集まった。

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 ◇整がライカと出会うまで

 ドラマは田村由美さんの同名人気ミステリーマンガ(小学館)が原作。社会で当たり前とされていることに疑問を持ち、膨大な知識を基に持論を展開していく主人公・久能整の活躍を描く。

 第5話では、爆弾魔事件で頭を打った整が病院に検査入院することになった。午後3時前、院内の張り紙をなんとなく眺めていた整は違和感を覚える。「暖かい(温かい)飲み物」「質外機(室外機)」「PM賛辞(3時)」「紹かれ(招かれ)」「対機(待機)」と張り紙に書かれた文字が、明らかに間違っていたのだ。整は間違っていた文字を集めると「温室3時招待」になることに気付く。

 もうすぐ3時になるので、整は院内の温室に足を運ぶ。温室の床には「51-7-16」「102-1-38・39」「49-10-32~35」「15-7-22」「53-13-3~6」と書かれていた。一旦、部屋に戻る整。枕元に置いておいた、第16代ローマ皇帝のマルクス・アウレリウス・アントニヌスの著作「自省録」の文庫本を手に取ったとき、整は温室の数字の意味を理解する。

 「51-7-16」は文庫本の51ページ、7行目、上から16文字目「夜」、「102-1-38・39」は102ページ、1行目、38、39文字目「三時」、「49-10-32~35」は49ページ、10行目、32~35文字目「もどって」、「15-7-22」は15ページ、7行目、22文字目「来」、「53-13-3~6」は53ページ、13行目、3~6文字目「るがよい」を指しており、つなげると「夜三時もどって来るがよい」になった。実際に整が、午前3時に温室に行くとライカがいた。

 ◇整とライカの会話に反響

 温室で整がライカに話しかけると、ライカは文庫本を見ずに「54-4-34、34-2-23、34-2-1、54-8-5、113-14-29~38」と早口にしゃべり始め、整が負けじとパラパラと文庫のページをめくる姿が描かれた。

 SNSでは「ライカさんの自省録のページ数言って会話するの、あんな早いとは思わんかった!」「ライカからの自省録の暗号解読をこなす久能君まじスゲー笑」「実写で自省録で会話してたらただのヤバい人だった」と話題になった。ちなみに、このときライカが伝えたメッセージは「おつかれ 君はその目的を達した」。

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