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第10話(最終話) これからも健康でいてほしい
12月21日(土)放送分
俳優の小栗旬さんが北条義時役で主演を務める2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第5弾キャストが、2月16、17日の2日間にわたって発表された。義時の妻の比奈役で堀田真由さんが、義時の長男の北条泰時役で坂口健太郎さんの大河ドラマ初出演が明らかにされた。
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堀田さん演じる比奈は、比企(ひき)一族の娘で、「姫の前」の名で歴史に名を残している人物だ。公式ツイッターでは「義時の妻。権力闘争を繰り広げる北条と比企の間を懸命につなぐ」と紹介され、堀田さんも「比奈は比企一族の娘で、北条義時の正室です。当時“権威無双の女房”と呼ばれていて、大変な美貌の持ち主だったと言われています。『鎌倉殿の13人』に登場する比奈は、コロコロと表情が変わる魅力的な人物になっています」と語っていた。
坂口さん演じる泰時は後の鎌倉幕府第三代執権。公式ツイッターでは「義時の最愛の息子。第三代執権にして日本史上屈指の名宰相」と紹介された。
坂口さんは「歴史の中の泰時をすごく丁寧に自分の中で温めながら、皆さんに楽しく見てもらえるような泰時として演じたいと思っています」とコメント。作品については「今までの大河ドラマを全て確認できているわけではないのですが、不思議だなというか、なんかちょっと新しい大河ドラマだなって感覚はすごくありました」と印象を受けたといい、「いろいろな個性を持っている方々がたくさんいて。(その中で)どうやって泰時のキャラクター性というか、役の個性とか深みをどうやって上げていこうかなって、今頭の中にボーッとある感じです」と話した。
そのほか第5弾キャストとして、北条時房役で瀬戸康史さん、八田知家役で市原隼人さん、源実朝役で柿澤勇人さん、後鳥羽上皇役で尾上松也さんの出演が発表された。
「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く、予測不能のエンターテインメント作だ。