カムカムエヴリバディ:銭形平次? 虚無蔵、バイト代の渡し方が“時代劇” 「ブレなさすぎ」「徹底してる」と視聴者の笑い誘う

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で伴虚無蔵を演じる松重豊さん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で伴虚無蔵を演じる松重豊さん (C)NHK

 女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第79回が2月22日に放送された。回転焼き屋に現れた虚無蔵(松重豊さん)が、ひなた(川栄さん)に夏休みの映画村でのバイト代として、穴にひもを通して束ねた小銭を渡す一幕があり、時代劇のようだと視聴者の笑いを誘った。

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 第79回では、条映太秦映画村で働き始めたひなたは、女優・美咲すみれ(安達祐実さん)の世話をしたり、撮影の見学をするお客さんの対応をしたりと大忙し。大部屋俳優の五十嵐(本郷奏多さん)は映画村で扮装(ふんそう)のアルバイトをしながら虚無蔵に稽古(けいこ)をつけてもらい、腕を磨いていた。そんな時、テレビ時代劇で活躍する桃山剣之介(尾上菊之助さん)が、条映太秦映画村のCMに出演する話が持ち上がる……という展開だった。

 回転焼き屋「大月」を訪れた虚無蔵は、「些少(さしょう)だが、ひと夏の勤め、ご苦労であった」と着物の袖から、ひもを通した小銭を取り出し、ひなたに渡す。受け取ったひなたは、「こんな5円玉と50円玉ばっかりで?」と驚いていた。

 “時代劇的”なバイト代の渡し方に、SNSでは「虚無蔵さんブレなさすぎで笑う」「虚無蔵さんがバイト代小銭で持ってきたのに笑った」「虚無蔵さん、バイト代の渡し方w徹底してるなwww」「5円玉と50円玉の束でバイト代渡すんですかw そして安くないかバイト代w」「5円や50円だけでバイト代準備するの大変そう」と笑いが起こっていた。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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