仮面ライダーW：アニメ「風都探偵」8月スタート　細谷佳正が左翔太郎に　フィリップは内山昂輝

　特撮ドラマ「仮面ライダーW」の続編マンガが原作のアニメ「風都探偵」が8月からTOKYO MXほかで放送されることが分かった。動画配信サービス「U-NEXT」でも配信される。細谷佳正さんが左翔太郎、内山昂輝さんがフィリップをそれぞれ演じることも発表された。ときめ役の関根明良さん、鳴海亜樹子役の小松未可子さん、照井竜役の古川慎さん、万灯雪侍役の小野大輔さんも出演する。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　細谷さんは「『風都探偵』アニメ化に寄せての、椛島洋介監督のコメントを拝見し、『仮面ライダー』シリーズに対するその想（おも）いや情熱に震えました。一人の作り手として、椛島監督の『仮面ライダー』シリーズに対する恩返しの一員となれることを、大変うれしく、光栄に思います。その尊い試みの中に、僕を左翔太郎に選んでいただいたことを感謝すると共に、自分も持てる力の全てを使って、椛島監督の想いに応えていきたいと思います」とコメント。

　内山さんは「今回『風都探偵』のアニメ化に際して、ゲーム『KAMEN RIDER memory of heroez』に引き続き、フィリップの声を演じられることを大変うれしく思っております。フィリップのせりふには、普段口にしないような難しい単語が多かったので、それを自然に表現するのが大変でした。また、二人で一人の探偵ということで、左翔太郎役の細谷佳正さんと声を合わせて言うせりふも多くて、二人の呼吸をシンクロさせることも実は重要なお仕事でした」と話している。

　「風都探偵」は、2017年8月から「週刊ビッグコミックスピリッツ」（小学館）で連載中。左翔太郎とフィリップのバディー探偵、謎の美女・ときめが、風都で巻き起こる新たな怪事件に立ち向かう姿が描かれている。マンガ「DRAGON QUEST -ダイの大冒険-」などで知られる三条陸さんが脚本、イラストレーターの寺田克也さんがクリーチャーデザイン、東映の塚田英明さんが監修を担当するなどドラマのスタッフが再集結した。

　アニメは、「戦姫絶唱シンフォギアXV」「ウマ娘 プリティーダービー」などの椛島洋介さんが監督を務め、「仮面ライダーW」の音楽を手がけた中川幸太郎さん、鳴瀬シュウヘイさんが「風都探偵」でも音楽を担当する。

　◇関根明良さんのコメント

　この度ときめを演じさせていただくことになりました関根明良です。皆様にずっと愛され続けている仮面ライダー作品、その初のアニメ作品に関わらせていただける！　とても光栄なことであるからこそ、正直すごく緊張しております……！　「風都探偵」からの新たな登場人物である彼女がどんな子なのか！？　彼女と共に歩んでいけるよう、精いっぱい頑張ります。皆様どうぞよろしくお願いいたします！

　◇小松未可子さんのコメント

　「仮面ライダーW」での鳴海亜樹子のキャラクターのインパクトはとても強かったと思います。「風都探偵」では、少し大人になった亜樹子ですが、根本的には変わっておりません！　彼女のノリ、テンション、カラッとした明るさ、ボケ、ツッコミ、スリッパ！　フィリップ回収はお手の物！　そしていつもの決めぜりふ……？　そんな癖の強さを大事に演じさせていただきました。

　◇古川慎さんのコメント

　「KAMEN RIDER memory of heroez」から引き続き、仮面ライダーアクセル／照井竜の声を務めさせていただくことになりました。彼の冷静さと激情が入り交じる部分など、ディレクションを受けながらお芝居させていただいています。良き表現ができるよう、頑張ります。

　◇小野大輔さんのコメント

　「仮面ライダーW」にまさか声優として参加させていただけるとは！　光栄に思います。椛島監督の並々ならぬ情熱を感じ、僕も今、静かに燃えています。