カムカムエヴリバディ:桃太郎が成長! 青木柚が朝ドラデビューへ “年上”小夜子に恋心抱く、おませな高校球児に

連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で大月桃太郎を演じる青木柚さん(右)と子役の野崎春さん=NHK提供
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連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で大月桃太郎を演じる青木柚さん(右)と子役の野崎春さん=NHK提供

 女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)。2月28日から始まる第18週「1984-1992」では、3代目ヒロイン・ひなた(川栄さん)の弟・大月桃太郎の成長した姿として、俳優の青木柚(ゆず)さんが登場する。

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 ◇甲子園を目指す桃太郎役

 青木さんは2001年2月4日生まれ、神奈川県出身の21歳。数々の映画やドラマに起用され、昨年はNHKの“よるドラ”「きれいのくに」や「24時間テレビ」(日本テレビ系)内スペシャルドラマ「生徒が人生をやり直せる学校」、連続ドラマ「プロミス・シンデレラ」(TBS系)に出演した。「カムカムエヴリバディ」が初の朝ドラとなる。

 演じる桃太郎は、野球が大好きで少年野球で才能を発揮し、進路に迷う姉をよそに、高校球児となって甲子園を目指す。ひなたの同級生・小夜子(新川優愛さん)に、人知れず恋心を抱いているちょっとおませな野球少年で、子供時代は野崎春さんが演じた。

 青木さんは出演発表の際、「連続テレビ小説は、人の生活のとても近い距離にある作品だなと子供の頃からずっと感じていました。そんなドラマに初めて参加させていただくこと、そして桃太郎という愛らしい人物を演じられること、とても光栄です。自分が生きたことのない時代を、桃太郎と共に過ごし、のびのびと成長していけたらと思います。おのおのが迎えるどんな朝にも隣にこの作品が居られますよう。よろしくお願いします」とコメントしていた。

 ◇第18週「1984-1992」あらすじ 

 第18週では、いよいよ迎えた「妖術七変化!隠れ里の決闘」の敵役オーディション当日。大部屋俳優の五十嵐(本郷奏多さん)と虚無蔵(松重豊さん)は、ペアで殺陣を披露することになった。ひなた(川栄さん)も、謎の振付師・サンタ(濱田岳さん)と共にオーディションの様子を見守る。2人は見事な殺陣を披露。すると突然、審査員席に座っていたモモケン(尾上菊之助さん)が立ち上がり、虚無蔵に手合わせを申し出る。そして、ついにモモケンと虚無蔵の、因縁の真相が明らかになる。

 オーディション終了後、ひなたはモモケンから話がしたいと呼び止められる。かつて父親との関係にわだかまりを抱えていたモモケンは、映画村のサイン会でひなたから「大月」の回転焼きをもらったことで、運命が大きく変わったのだと語られ、ひなたは驚きつつも誇らしく思う。そしてついに、オーディション結果が発表される……。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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