華優希:元宝塚トップ娘役 退団後初ドラマ「ドクターホワイト」で産婦人科医に 「敏感に反応する力をつけたい」

3月7日放送の連続ドラマ「ドクターホワイト」第8話にゲスト出演する華優希さん=カンテレ提供
1 / 6
3月7日放送の連続ドラマ「ドクターホワイト」第8話にゲスト出演する華優希さん=カンテレ提供

 元宝塚歌劇団の花組トップ娘役だった華優希さんが、浜辺美波さん主演の連続ドラマ「ドクターホワイト」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)の第8話(3月7日放送)にゲスト出演することが2月28日、明らかになった。昨年、宝塚を退団した華さんは、退団後初のテレビドラマ出演で、産婦人科医の東堂絵馬を演じる。

ウナギノボリ

 ドラマは、「金田一少年の事件簿」などで知られる樹林伸(しん)さんの同名小説シリーズ(角川文庫)が原作。医師ではないが、豊富な医療知識がある正体不明の女性・雪村白夜(びゃくや、浜辺さん)が「総合診断協議チーム」(通称CDT)に加入し、医師たちの診断を覆し、患者の命を救っていく医療ミステリー。

 第8話では、絵馬が、担当している妊婦の子宮内にいたはずの胎児が「突然消えた」とCDTに相談を持ち掛ける。考えられるのは自然流産や子宮外妊娠だったが、不可解なのは、いまだに妊娠のサインが残っていること。CDTメンバーは、妊娠ではなくがんの可能性を疑うが、検査の結果、思わぬ事態が発覚する……というストーリー。

 2014年、宝塚歌劇団に100期生として入団した華さんは、2019年4月から花組トップ娘役として活躍。昨年7月に退団した。映像作品に出演するのは「ほぼ初めて」といい、ドラマと舞台の違いに、「本当に分からないことだらけで、映像の現場でしか使わない用語を教えていただくところから始まりました。お芝居の根本は変わらないのかもしれないけれど、長期間かけて作っていく舞台とは違い、ドラマでは瞬発性が求められ、役者さん自身が持ってるものをそのまま絡めていって……それぞれの良さがあるんだな、と感じました」と話している。

 そして、「自分には瞬発性がまだまだ足りないので、投げていただいたお芝居に対して、もっと敏感に反応していく力をつけたいです」と新たな目標を掲げていた。

 今回を振り返って、「自分自身でもどんなふうになっているかわからないのですが、たくさん勉強させていただいた現場でした。舞台芝居しかしてこなかった自分が、どうやってこの『ドクターホワイト』の世界、CDTメンバーの中で存在しているのか、一緒に見届けていただけたらなと思います」とメッセージを送っている。

写真を見る全 6 枚

テレビ 最新記事